小田急不動産株式会社と多摩大学の意見交換会を実施
2023年1月23日、本学経営情報学部 長島剛教授、樋笠尭士専任講師、福井佑典教務課主任の計3名が小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区)を訪問、同社の取締役 経営企画部長 吉村照彦様、経営企画本部 経営企画部 経営企画グループリーダー 石川敦己様、青木駿様、同部顧客開発・IT推進グループ担当課長 菊地友佳様4名の方々にご出席いただき、大学の教育のあり方をテーマに意見交換を行いました。
同社の方々に、本学の教育活動に関する取り組みや学生の活動を知っていただくとともに企業の即戦力として活躍できる地域や企業に求められる人材像について共有することができました。
はじめに、近年の大学生や大学の印象について「フィールドワークの経験が豊富で、勉学に励んでいる学生が多い」「大学入学前から将来に対する考えや思いを表現する力を求められる傾向がある」とのコメントをいただき、今後の不動産業界では、DX、建築、金融など幅広い分野の専門性をもった人材が必要であることや社会の変化に合わせて求める人材像が変化することについてお話いただきました。
また、入社時にすでに知識や経験を身につけている意識の高い新入社員が多いことやインターンシップ等で入社後の自分を明確にイメージできる学生が多く、ミスマッチが起こりにくいため、離職率が低いという採用事情についてもお話をいただきました。
さらに、同社と多摩大学の連携事業「マチカドこども大学」について、「学生と共に取り組むことで、学生が成長していく姿を間近で感じながら、若者の考え方をヒントに課題を発見する有意義な機会となっています」とのコメントをいただき、今後も「地域共創」を目指し、共創活動の成果創出を図りながら、新しい地域づくりを推進していきたいとの率直なご意見をいただきました。
本学では同社との連携事業を通じ「教育」という分野で地域をフィールドに近隣の小学生たちの地域に対する愛着心を高めるとともに、豊かな社会性を育むきっかけ作りを行っていきます。
小田急不動産株式会社と多摩大学は包括連携協定を締結しています。
小田急不動産株式会社ホームページ
https://www.odakyu-fudosan.co.jp/
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