12月17日、平和祈念展示資料館(総務省委託、新宿)と多摩大学の合同企画で、経営情報学部の小林昭菜准教授と多摩大学バーチャルシベリア強制収容所作成チーム4名が共同講演とバーチャルシベリア強制収容所の展示を行いました。バーチャルシベリア強制収容所とは多摩大学の学生が制作したシベリア抑留を疑似体験できる仮想空間です。当日は最近公開されたシベリア抑留を舞台にした映画の影響もあり、多くの若年層にもご来場いただき大盛況でした。
以下、当日運営にあたった学生たちの感想をご紹介します。
沢山の方々のご助力を頂き、無事に開催することができました。私達も非常に貴重な経験をさせていただき、実際に訪れた方々からの体験談や抑留経験者の方の貴重なお話を聞くことができ、シベリアに関する深い学びを得ることができました。ありがとうございました。(経営情報学部 経営情報学科 4年生)
戦争を知らない世代の私達からすると、抑留体験者の話や関係者の話はとても重みある言葉で私達に色々と考えさせてくれるものでした。戦争経験のある日本人の話を直接聞ける最後の世代になるかもしれないと言われているのが私達の世代です。だからこそ今、バーチャルシベリア強制収容所を作った意味があるのではないかと思います。そのような事柄に少しでも自分が携わることができたと思うと嬉しく思います。ご協力していただきました方々にも感謝申しあげます。(経営情報学部 事業構想学科 4年生)
このプロジェクトをきっかけに、戦争のことを改めて考えることができました。次の世代にどう語り繋いでいくか、この問題を「バーチャルシベリア強制収容所」が解決する一助になればいいなと思いました。イベントでは多くの年代の方と接し、話を聞くことができたのでスタッフとして参加できて良かったです。ありがとうございました。(経営情報学部 経営情報学科 4年生)
このイベントを通して、自分を含め多くの方達とともにシベリアの歴史を深く学ぶ事ができたと思います。また、年齢層を問わずイベントに参加していただいた事で何よりも開催して良かったと思います。ありがとうございました。(経営情報学部 経営情報学科 2年生)
平和祈念展示資料館(総務省委託)
関連ニュース
-
民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
-
政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
-
大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
-
地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます