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昭島市の早朝待機児童対策支援の協力について

経営情報学部では、新入生が大学生活へ適応し、自信を持って授業等に取り組むための基盤づくりを目的とした「プレゼミ」の授業があり、松本祐一教授が担当する「プレゼミ」(1年生:19人)の2024年度の授業では、社会のリアルな課題解決を考え、実践的な学びと問題解決力の育成を目指すため具体的な社会課題を題材とした授業を行っています。

7月9日には、早朝待機児童の問題を題材として、昭島市教育委員会学校教育部教育総務課、昭島市市民部産業活性課の方々(5名)が「プレゼミ」の授業に参加し、市政と予算の概要などの背景とともに早朝待機児童の対応の現状について説明があり、市担当者から、近年、全国的な問題となっている子どもより早く出勤する保護者がいる家庭の校門開放までの居場所作りに関する課題と取組の説明とともに、小学生の早朝待機児童対策への協力を依頼されました。

現在、市担当課においては早朝待機児童の実態を把握するため、こども家庭に関する担当部署との情報共有や早朝の校庭解放をしている近隣小学校及び地域団体へヒアリング調査を検討しているといい、大学・学生の調査協力を求めているところです。

学生からは実際に困っている子どもの人数、放課後教室の担い手などに関する質問や企業の協力を得ることで保護者の出勤時間を変更するなどの疑問や感想があるなど課題の認識が行われました。

今後は、昭島市の実態調査をしながら、課題への認識を深め解決のための提案を行う予定です。

昭島市と多摩大学は包括連携協定を締結しています。
https://t-collabo.com/news/akishima-tama-kyotei/

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授業の様子

早朝待機児問題について説明する昭島市の方々

ワークショップの様子

ワークショップの様子

質疑応答の様子

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