2026年8月24日(月)、本学教職員の会社見学会を開催し、本学教職員3名、高等学校教員4名、大学生3名が、富士フレーバー株式会社(所在地:東京都羽村市)を訪問しました。教職員にとっては教育の質向上や学術研究の推進を図る機会として実施されました。
富士フレーバー株式会社は、「香りを想い、香りを造り、ニーズに応えた製品をお届けすることを通じてやすらぎと安心を提供する」ことを使命とし、たばこ用香料の製造と昆虫フェロモントラップ製造の二本柱で事業を展開する、日本たばこ産業(JT)グループの香料メーカーで、国内唯一のたばこ香料メーカーです。
同社の会社概要の説明では、同社の理念や事業の説明をいただき、実際に使用している香料を見させていただいたほか、フェロモントラップ製造のエコモン事業(エコロジー+フェロモンの造語)としておこなっている昆虫フェロモントラップの実物を見させていただきました。今回、視察をさせていただいたエコモン事業では、世界約100カ国への事業展開を行っており、グローバルな展開を行っています。


続いて実施された工場見学では、エコモン事業の昆虫フェロモントラップの製造現場を視察しました。フェロモントラップは、害虫の生態研究に基づき設計されたモニタリング専用の衛生管理資材であり、昆虫が仲間を呼び寄せる際に使うフェロモンを再現し、特定の害虫だけを選択的に誘引する装置です。参加者は研究用の害虫の飼育現場や、実験室、フェロモン剤の調製現場など、製造工程に必要とされる高度な香料化学技術と精密な品質管理の現場を視察しました。
最後に、質疑応答では高等学校教員からの同社が望む人材像の質問等に丁寧にご回答いただいたほか、参加した高校の卒業生に登壇いただき、貴重なお話をお伺いするなど、有意義な時間となりました。
目には見えない香りで半世紀以上にわたって、羽村から世界のものづくりを支える、徹底された品質管理と高度な香料化技術を見学し、参加者にとって、専門性の高い製造プロセスへの理解を深め、知見を広げる貴重な機会となりました。
富士フレーバー株式会社 公式ホームページはこちら
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