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「事業構想論Ⅰ」に日本マテリアルハンドリング協会安藤康行様、日本パレットレンタル株式会社伊藤美菜子様がご登壇

2022年5月27日

5月27日(金)「事業構想論Ⅰ」(担当教員:松本 祐一教授、履修人数:274名)の授業にゲスト講師として、J-SCI Consulting代表・日本マテリアルハンドリング協会(所在地:東京都中央区)副会長の安藤康行様と日本パレットレンタル株式会社(所在地:東京都千代田区)企画営業1部部長の伊藤美菜子様にご登壇いただきました。

マテリアルハンドリング(以下MH)とは、商品経済の基本である、商品や製品の移動や保管、荷役に関して経済性や生産性及び品質を向上させる手法です。日本マテリアルハンドリング協会では、メーカー、ユーザー、学識経験者が三位一体となって生産、及び流通の現場におけるMH理論の適用と検証、更にはその管理・運用技術の発展を図り、会員相互の交流により一層の進歩・発展を目指すことを目的としています。

導入部として本学4年生の藤田君が、MHの説明と私たちの身近にMHがあることを話してくれました。

安藤様の講義のなかで、「現在の物流には様々な問題があるが、特に労働環境の変化や小口輸送の増加・商品形態の多様化により人手不足が深刻である」とされ、その解決のため、運送の生産性向上や倉庫内の自動化などで、物流業界が抱えている課題をMHのもつ技術で解決していきたいと強い思いを語られました。

伊藤様の講義のなかでは、物流の課題としてドライバー不足や積載効率の問題があるとし、標準化されたパレットを広く普及していくことによりサービスや労働環境の向上に努め将来的にはパレットと商品を紐づけして移動情報をデジタル化しそのデータを共有化できる世界を目指しているとのことでした。「この業界の課題は山積みであり、他業界からの参入も多いので、多様性がありビジネスチャンスが多くあります」と学生にうったえられました。

松本先生の振り返りとして「いままでの物流のイメージから世の中の新しい変化の中でどう志を抱くかによって、ビジネスが大きく変わっていく」としめくくられました。

<日本マテリアルハンドリング協会のホームページ>
https://www.jmhs.gr.jp/
<日本パレットレンタル株式会社のホームページ>
https://www.jpr.co.jp/

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藤田君によるMHの説明

安藤康行様

伊藤美菜子様

振り返りの様子

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