多摩大学は、9月8日より川崎市で実施している「KAWASAKI L4 Bus Project – 自動運転バス -」に、社会的受容性のアンケート設計、現地調査で協力しています。
川崎市は、国土交通省から自動運転社会実装推進事業の重点支援(全国10箇所程度)に採択されており、持続可能な交通環境の形成に向け、都市部における自動運転バスのレベル4(L4)実装を目指しています。令和7年度は、大師橋駅と天空橋駅を結ぶルート「羽田連絡線」において、昨年度導入した中型バス「Minibus 2.0」の1台に加えて、いすゞ自動車製の国産大型バス「ERGA」の1台を新たに使用し、計2台で実証実験(レベル2)を行い、試乗予約をそれぞれ9月8日、16日から開始しています。
本学はこうした自動運転バスの取り組みに対し、アンケートの設計を本学樋笠准教授、田中専任講師と田中ゼミ生が、社会的受容性現地調査についてを樋笠ゼミ、小林ゼミ、新西ゼミ、菅沼ゼミ複数名などが、9月29日〜大師駅・天空橋駅にて実施しています。
学生たちは自動運転バス乗降者へ調査票を配布し、公共交通の利便性・持続性の向上を目指し、将来的な社会実装に向けてのアンケート協力をお願いしています。アンケートの結果は関係各所と共有し、今後の自動運転バス導入に役立てていきます。
本学樋笠ゼミは、令和6年4月に設立した自動運転バスのレベル4実装に向けた取組を推進する「川崎市自動運転実装推進協議会」に新たなメンバーとして加わり、国産大型バスの活用や社会受容性の取組を行うなどのプロジェクトに参画してまいります。
川崎市 KAWASAKI L4 Bus Project
川崎市 : KAWASAKI L4 Bus Project – 自動運転バス –
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