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大学生が都立羽村高等学校の「総合的な探究の時間」最終発表会で講評

2024年2月14日、東京都立羽村高等学校(東京都羽村市、校長:神谷画歩氏) (以下「羽村高校」)にて探究学習「総合的な探究の時間」の発表会が行われ、羽村市役所のご担当、経済産業省 関東経済産業局のご担当、経営情報学部 長島剛教授と学生7名が参加し、講評を行いました。

羽村高校の2学年(7クラス)を対象にした探究学習は、「羽村市の強みを活かした社会課題の解決」をテーマに授業が行われ、本学の学生7名が2024年2月までに6回の授業に参加、高校生に対して「地域経済分析システムRESAS」を活用した調査方法、学習への協力・助言を行ってきました。

各クラスの代表班による最終発表では、若者をまちに呼び込む、イベントでまちを盛り上げる、多国籍の人たちと一緒に暮らす等、各班の興味や関心に基づいたテーマに沿ってプレゼンテーションが行われ、高校生は、羽村市の社会課題に関する現状の把握や改善点を見出すなど多くの学びを得ました。

講評では、各クラスの担当学生から「探究学習の授業で得た知識や経験を活かして色々なことにチャレンジしてください」「授業へ向けたエネルギーを自身の目標や成果に向けて効果的に使ってください」「イベントの資金や集客に着目することでより計画的で実現可能な企画になります」等のアドバイスを送りました。

長島教授は「実現可能な企画提案から、羽村市を変えよういう本気の想いを感じました」と述べ、さらに「大学では毎日が探究の場でもあります。自主的な学びや積極的な活動を通して、皆さんの企画が現実になる日が来るかもしれません」と大学で学ぶ意義を伝えました。

多摩大学と羽村高校は、2023年4月27日教育交流協定を締結しました。
https://www.metro.ed.jp/hamura-h/

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都立羽村高等学校 神谷校長の開会式あいさつ

長島教授の講評

学生の講評の様子

学生の講評の様子

高校生の発表の様子

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