レポート:特任教授 安田 震一
毎年、一般社団法人寒川町観光協会が主催する「さむかわ冬のひまわり2024」が開催されました。今年も約3,000㎡の畑に約10万本のひまわりが咲き誇り、11月15日(金)、16日(土)、17日(日)、22日(金)、23日(土)、24日(日)および25日(月)の計7回開催されました。多摩大生は勤労感謝の週末(23日、24日)に例年通り協力させていただきました。
この冬のひまわり摘み取り体験イベントは、2016年から始まり、今年は9回目となりました。このイベントの目的は野に咲く花が少ないこの時期に、ひまわりで町を明るく、また新たな観光の魅力の一つとして開催しております。さらに、寒川町の温暖な気候を活用して、通常夏に咲くひまわりを冬に咲かせることで「寒」から連想される寒いイメージを払拭して、暖かさをアピールすることによって来場を増やし、そこから町の良さを知ってもらうことにもつながります。
今年の来場者数は、計7回で合計4765名、多摩大生が参加した2日間では23(土)は1001名、24(日)は1233名でした。多摩大生の参加者は、経営情報学部から4年武井夕佳さん、グローバルスタディーズ学部(以下:SGS)2年リ・アンキさん、1年中澤 旬さん、さらにはグローバルスタディーズ学部2019年卒業生の矢作 真志さん(日研トータルソーシング株式会社)でした。矢作さんは来年夏、沖縄県北部にオープンするテーマパークのジャングリアに就職いたします。また、SGS非常勤講師(寒川町観光協会応援団・団長)のDJ・HAGGYさんもイベントを盛り上げるため応援に駆け付けてくださいました。
イベントは、午前10時の開始から午後2時で終了し、多摩大関係者は積極的に来場者に対応させていただきました。さらに、多摩大生はさむかわ観光ガイドクラブの皆さん(14名)とも交流しながら、寒川町について学ばせていただき、非常に充実したイベント運営側での経験となりました。
これまで、イベント会場にも様々な工夫がこなされております。まず、ひまわりの栽培面積を拡大していること。2~3回に種まきをして開花時をずらしながら長期間花を見学できるようにしていること。今年は新たなに見晴台を設置。さらには、お土産用のひまわり販売、これは摘み取った本人ばかりではなく、お土産用に別のひまわりを販売するなど工夫が見られました。
来年(2026年)は10周年ですので、更なる工夫がみられると期待し、来場者に楽しんでいただければと期待しましょう。
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