8月22日、本学教職員の会社見学会を本学との連携先である高等学校と合同で開催し、本学教職員8名、高等学校教員5名、大学生1名、高校生9名が栗田工業株式会社Kurita Innovation Hub(クリタイノベーションハブ)(所在地:東京都昭島市)を訪問しました。
同社は、水処理薬品、水処理装置、メンテナンス・サービスの3つの事業領域の多様な技術、商品、サービスを駆使した総合的なソリューション提供企業として事業を展開、同研究所は、社会・産業の課題を解決するイノベーションを生み出す研究開発拠点となっています。
会社概要説明後には、水と環境に関する最先端の実験設備・分析機器とともに、高純度かつ大量の超純水を供給できる最新の超純水製造装置や最高水準の清浄度を誇るクリーンルーム等の検証設備を見学し、施設の運営や機能、働く方の業務の一端を理解することができました。
意見交換では、教職員、高大生から同社で活躍できる人材像、飲み水(水商品)、柔軟な働き方の取り組み(Activity Based Working、以下ABW)、仕事のやりがい、水再生システムを活用した宇宙で飲む水の色・味、ABW導入後の業務の効率化、競合他社などの質問に対して回答があり、環境保護から社会貢献まで社会的意義とやりがいのある業種であることを学ぶ機会となりました。
また、高校生から「世界で活躍する企業はすごいと思った」「水といえば飲料水のイメージがあったが、産業で使用する水の重要性に気づくことができた」「理系の人が働く環境のイメージが変わった。素敵な職場だった」などの感想がありました。
地元優良企業と教育機関との連携を目的としている連携先の高等学校からは、東京都立羽村高等学校、東京都立秋留台高等学校、東京都立砂川高等学校、錦城高等学校の教員及び生徒の参加が得られました。 栗田工業株式会社Kurita Innovation Hub(クリタイノベーションハブ)については下記ホームページよりご確認ください。
https://www.kurita.co.jp/aboutus
/press220401.html
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