2月4日、小田急多摩線「栗平」駅前「CAFÉ & SPACE L.D.K.」において、マチカドこども大学で「空飛ぶ車で未来を創造しよう!」と題して多摩大学 樋笠尭士ゼミによる「航空学」講座が開催され、実用化に近づきつつある空飛ぶクルマについての講義が行われました。
最初に、樋笠ゼミ生7名が進行役となり、空飛ぶクルマについての最新の情報をQ&A方式で学びました。「どのような形をしているの?」、「一機幾らぐらいするの?」、「乗車定員は何人?」、「手掛けているメーカーはどこ?」、「燃料は何を使うの?」、「スピードはどれくらい出るの?」、「安全対策はどうなっているの?」、「運転者の制限はあるの?」、「操縦の仕方は?」、などなど受講しているこどもたちの手が届く未来で実用化が近づいていることを期待させる内容でした。
続いて、繁華街、住宅街、鉄道、空港、学校、史跡、丘陵部などを含む街の地図を例題に、空飛ぶクルマの着陸場をどこに作ったらよいかグループワークを行いました。受講生たちからは「人が集まる繁華街や住宅地は避けた方がよい」、「乗り換えの利便性から空港の近くがよいのではないか」、「病院の近くならば緊急時に役立つ」、「学校の近くにあれば遅刻しないですむ」など、様々な意見が出されました。出された意見や感想は全員で共有し、空飛ぶクルマが普通に使われる生活に思いを馳せました。
最後に、自動運転研究に関して多摩大学が採択された内閣府SIP第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築」で主に観光学の観点から研究に参画し、航空会社での客室乗務員としての勤務経験があるグローバルスタディーズ学部の今村康子准教授より、空を飛ぶことの非日常性と、空から見下ろすことで見えてくる普段は気付きにくいものについて話があり、「空飛ぶクルマは私たちの生活にどんどん近づいています。空を飛ぶ楽しみとともに、今までと違った視点で見ることが出来るようになることは大変すばらしいことだと思います」とのお話がありました。
受講者は20名で評価は4.85(5点満点)と高い評価となりました。
マチカドこども大学は、多摩大学と小田急グループ・小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀様)の連携事業です。
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