４月2７日、「事業構想論」(担当教員：松本祐一教授、履修人数313名)の講義に講師として株式会社スターパートナーズ（所在地：東京都品川区）代表取締役 齋藤 直路様をお招きし、「ヘルスケア分野の事業構想」をテーマとして講話がありました。
はじめに、自身の大学入学時や在学期間中の取り組みについてお話があり、現役学生に対して、自身の経験に基づいた就職に対する取り組みや講師の同期生が卒業後に歩んだキャリアを紹介され、キャリアに対して取り組む姿勢についてお話がありました。
講義は、社会情勢や福祉制度の課題、講師が展開する事業内容とその社会的意義についてお話されました。事業拡大のポイントは、福祉行政制度を補うビジネスに着目し、ヘルスケア領域に他領域で当然適応されている手法を応用したことであると解説されました。また、自身のキャリア形成では、経営、情報、介護、医療等の各要素が交差する人材になれるよう意識したとのことでした。
事業の詳細については、脳卒中に特化したリハビリ事業を中心とした事業について内容を解説されました。さらに、社会的活動である地域への啓蒙活動を紹介され、事業の広がりとともに、海外事業展開についてもお話がありました。
講話終了後に、講師と松本教授と間でセッションがあり、意見交換がなされ、学生からは多くの質問が寄せられました。
現役学生に対しては、限界を決めないで取り組む姿勢についてサーカスの象の例を用いたメッセージをいただきました。