12月7日、ながしまゼミ(ゼミ生40名)の授業にゲスト講師として株式会社はぐくむ はぐくむ湖畔マネージャー 小嶋英郎様をお招きしご登壇いただきました。小嶋様は学生時代にアメリカ留学等をご経験され、大学ご卒業後社会人1年目で店舗マネージャーを任されたとのことで、店舗の運営以外にも、若手社会人のコーチングや生産者と消費者を繋ぐ仕事にも従事されているとのことです。
株式会社はぐくむは対話やコミュニケーションを通じてより良い社会づくりを目指し2006年に創業したとのことです。セルフデザイン、ワークデザイン、タウンデザインをサービスの3本柱としており、タウンデザイン事業では独自の地域通貨なども交え、個々人がライフワークを追求できる対話と円滑なコミュニケーションに満ちた「はぐくむタウン」を通じてより良い社会づくりを体現していく活動を行なっているそうです。タウンデザイン事業の拠点のひとつのはぐくむ湖畔店舗では「食×対話×学び」がテーマのコミュニティカフェと位置付け、飲食とイベントを通じ地域とのかかわりを深め、まちとして融合していく舞台を目指しているとのことで、愛されるメニューの探究、知ってもらうためのハンドブックの制作、地域が一体となったお祭りの開催等も目指しているとのことでした。
グループ討論では「地域住民とつながりをつくっていくために何ができるか?」をテーマに小嶋様とスタッフ2名も加わってゼミ生と活発な意見交換を行いました。ゼミ生からはイベント告知の方法と割引券の配布、ファミリー層をターゲットに絞ったイベント開催、大学生をターゲットにした商品開発コンペ、小中学生からのキャリア教育、立ち飲みバーなど多彩なアイデアが提案されました。
最後に小嶋様から、「大変面白い時間を過ごすことができました。いろいろなアイデアを実験できる場があれば利用していっしょにやっていけたらよいと思います。興味があれば是非声掛けしてください」と話があり、長島教授からは、「これまでゼミで採り上げた企業とは違って、コミュニケーションをどう取って新しいコミュニティをどう作るかチャレンジしている全く新しいタイプの企業なので、これからの皆さんの活動に役立つと思います」との総括がありました。
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