多摩大学産官学民連携 Activities Examples多摩大学産官学民連携 Activities Examples

産官学民産官学民

ながしまゼミが小田原市まちづくり提案発表会を実施

9月5日、本学経営情報学部ながしまゼミがおだわらイノベーションラボ(神奈川県小田原市)にて小田原市から経済部飯山様、経済部商業振興課杉崎様、建設部みどり公園課石黒様、企画未来創造部・若者課府川様、同課石渡様にご参加いただき、同市の旧市民会館跡地等の活用に関する提案発表会を実施しました。

同市では、社会経済環境の変化によりまちづくりなどの地域が抱える課題が複雑化する中、民間企業や大学、研究機関など多様な主体との連携を強化するとともに、若者のアイデアや意見をまちづくリに活かす取り組みを推進しています。

今回は、ながしまゼミ(ゼミ生:41名)が、8チームに分かれ、道の駅、推し活のための商業施設、屋内ビーチ、ナイトスポット、体験型施設、アニメの世界観を取り入れた施設、景観を生かした路上ライブ、地元アーティストとのコラボなどいろいろな角度から若者を惹きつける企画提案を小田原市に対して行いました。

企画コンセプトは、「まちのリビング~まちなかでの新しい過ごし方を創出する~」。今回の企画提案では、10代から20代の市民、来訪者などをターゲットに、国道1号から天守閣への眺望確保や他の地域の事例を参考にしながら、予算面も考慮した提案を行うことを検討条件に、事前のフィールドワークなども行いました。

各チームの発表後には質疑応答があり、新しい施設の設置で発生する渋滞問題、近隣回遊の施策、ナイトパークの昼間の活用、SNSを活用した情報発信などについて様々な意見交換が行われました。

総評では、「何事も学生ならではの豊かな発想で物事を考え、継続的に取り組んでください」「大学生でこのような発表の機会があることは、とても貴重な経験だと思いますので、大切な時間にしてください」「新しいアイデアを実現化することは、とても難しいことですが、皆さんのアイデアから小田原市が今持っている資源で若者を呼び込める可能性があることに気づくことができました」などのコメントをいただきました。

最後に長島剛教授より「本日の学生のアイデアが今後の小田原市の発展に貢献できればうれしいです」とのコメントがありました。

<ながしまゼミの小田原市まちづくり提案発表会>

企画名チーム名
令和の小田原市の市場まる
小田原で推し活チームかまぼこ
ルポビーチ(憩いのビーチ)城下町ルポ
おだわらナイトパークアイデアソン第5班
体験の宝庫小田原探検隊
おだジブチームS
小田原buzz~エンタメを入口に~Buzz labo
アートランド小田原チーム丸山

このプロジェクトをシェアする:

運営担当の学生の事前打ち合わせ

小田原市の方とのミーティング

質疑応答の様子

おだわらイノベーションラボ入口

集合写真

関連ニュース

2022年08月29日

ながしまゼミが小田原市の旧市民会館跡地等の活用に関する提案を発表

神奈川県小田原市では、社会経済環境の変化によるまちづくりやまちの産業・経済の活力となる文化振興など地域が抱える課題が複雑化する中、民間企業や大学、研究機関など多様な主体との連携を強化するとともに、若者のアイデアや意見をまちづくリに活かす取り組みを推進しています。詳しくはこちら
2022年09月16日

小田原市との連携「おだじぎょ」プロジェクトがスタート

「おだじぎょ ~高校生や大学生と地元事業所の交流促進事業~」がスタートしました。詳しくはこちら