10月12日、経営情報学部ながしまゼミ(履修者:40名)に八王子市産業振興部産業推進振興課の3名の方にご来校いただき、ワークショップを行いました。
同市では産業振興の基本計画「八王子市産業振興マスタープラン（第2期）」が2022年度に計画期間を終えることから、新たな計画として2030年を展望した「八王子市産業イノベーションプラン～Beyond2030～」の策定を進めており、今回は八王子市の方から同計画の策定方法やパブリックコメント(意見公募制度)の実施理由などについてご説明いただいたあと、八王子市の方にもご参加いただき、学生が6チームに分かれ、同市の魅力あるまちづくりの実現にむけた意見交換を行いました。
各チームの発表では、「パブリックコメントの募集方法をより若者の興味を引くように、素案資料の見せ方や作り方を工夫する」「ショート動画の活用や人口減少対策として若者の定住促進をする」「創業支援の施設を設置する」などの意見がありました。
八王子市の方から「若者を対象とした創業支援や八王子市内の企業の魅力を伝える必要性があると感じました」「若者に興味関心をもってもらう行政活動を考えるきっかけをいただきました」「中小企業との接点が多いながしまゼミの皆さんの今後の活躍が楽しみです」との感想をいただきました。
長島教授からは「自分の住んでいる自治体のパブリックコメントを調べてみてください。社会的事象を自分事として捉えると興味がわいてきます。今回は、八王子市の方から魅力ある八王子市にしたいという熱意を伝えていただきました。彼等の熱意は、現場を体験し、たくさんの方と出会い、地域課題や状況を自分の言葉で語っていたからだと思います。ぜひ、皆さんも現場に出るチャンスを大切にしてください」とのコメントがありました。
各チームから発表された意見は、今後パブリックコメントとして八王子市に提案していくことを計画しています。