-事業構想論- 卒業生のキャリアから考える就活と仕事
2026年6月18日(木)に、「事業構想論*1」(担当教員:松本祐一教授)の授業に、経営情報学部 卒業生の北辻 巧多郎 氏、椎名宏貴 氏を迎え、「卒業生のキャリアから考える就活と仕事」をテーマに講義が行われました。
多摩大学の選択、大学生時代
北辻氏は、小規模で密接な人間関係を構築できる点に魅力を感じて多摩大学を選択。松本教授との出会いから地域活動に興味を持ち、東日本大震災を経験したことから地元への貢献への思いを強くし、地域活性化のスペシャリストを目指すことを決意したと語りました。また、ホームゼミ担当の野田先生や先輩達にも刺激を受け、社会人として活躍したいという想いを強く持ちます。
1年次には、「大学の先生全員と話す」ことを目標に。聖蹟桜ヶ丘で開催された花火大会の参加者1万人の笑顔をモザイクアートにするなど、様々な地域活動を行い、メディアにも取り上げられたことが成功体験に繋がりました。
椎名氏は、経営学と情報技術の習得を目的に多摩大学に入学。その後2年間の休学中に、マルチ・レベル・マーケティングに携わることで、ビル清掃や飛び込み営業等、様々な社会活動を経験。お金の流れの仕組みと、お金を得る大変さを知るとともに、自身が喜びを感じる仕事(お客様が笑顔になることが快感)が分かり、聞く・理解する・伝えるといったコミュニケーション能力も向上したと語りました。
卒業前の半年間には、中国留学に挑戦し、多国籍の友人と交流することで異文化コミュニケーション能力の向上も図りました。
就職活動、そして現在の仕事
北辻氏は、地域活性化のスペシャリストになるべく、ITと地域活性化を結びつけられる、株式会社LIFULLに入社。釜石市への出向を経て、現在は、空き家問題の対応等、官民連携の形で地方創生、地域活性化業務に携わっています。
椎名氏は、「尖った」学生でしたが、「お客様を喜ばせたい」という一貫したメッセージを企業に伝え、外食事業を運営する企業に入社。その後、リゾートホテルや、タイを拠点とした旅行会社を経て、現在は、個人事業主として不動産仲介業である株式会社TERASSにて活躍しています。
司会の松本教授は、最終的に就職活動は「相性」であり、自身にとって良い場所を探していくことが大切と述べました。
変わらない本質的特性
北辻氏は、大学時代から現在まで一貫して、コミュニケーション重視の姿勢を大切にしており、相手の気持ちを理解するために積極的に質問し、論理的思考で関係構築を図る手法が、学生時代の「先生全員と話す」ことから変わっていないと述べました。
椎名氏は、常に新しい環境や人との出会いを求める行動パターンが、学生時代から変わっていないと自身を振り返りました。
多摩大学の価値と在学生へのメッセージ
両者とも、多摩大学の自由度の高さと、学生が主体的に行動しようとした際の教職員の対応力を評価。
椎名氏は、就職活動において、一社目は非常に大切なので、自身としっかり向き合い、入社したい理由を深く考えること、とアドバイス。そして、転職が容易な現代において、戦略的キャリア形成の必要性を伝えました。
北辻氏は、熱量をもって、やりたいことにどんどんチャレンジしてほしい、気の合う仲間を見つけて、人間だからこそできる体験をしてもらいたい、とエールを送りました。
株式会社LIFULLの公式サイトはこちら
株式会社TERASSの公式サイトはこちら
*1:多摩大学では事業構想を「世の中の不条理を解消しようとする問題解決行動」と定義し、アイディアが事業構想へ発展するまでのプロセスを重視しています。本授業では、事業構想を理解するための3つのアプローチとして「言葉の意味から考える」「既存理論から考える」「事例から考える」を提示し、春学期は“事例”に焦点を当て、実践者の視点から事業構想の本質を学びます。
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