多摩大学と小田急不動産株式会社との連携事業「マチカドこども大学」の活動を通じて、本学「多摩キャンパス」が所在するエリアにおけるコミュニティの希薄化等の社会課題の研究・解決に取り組んでいます。また、スクールの運営体制の構築から講師を担当するところまで幅広い場面で学生の参画機会を設けることで問題解決力を育むほか、小田急不動産株式会社社員とのフィールドワークを通じた教育的効果が期待されています。川崎市麻生区が後援し、また、麻生区との共同実施も予定しています。
「マチカドこども大学」とは
「マチカドこども大学」は、小学生を対象に科目に捉われない横断的な思考と探究型の学びを提供します。「なぜ?」という疑問から、「そうだ!」という気付き、「もっと知りたい!」という探究心、「自分で調べよう!」という自発的な学びまで、講義やワークショップ、社会科見学等を通じて、学校では体験できないような学びが得られます。名称に「マチカド」とあるように、地域に溶け込み、地域の方が気軽に参加しやすいスクールを目指します。
2023年4月に開校式を実施し、120名の方にご参加いただき、80名こどもたちが入学してくれました。2024年には90名が入学し、分野横断的な20科目を習っていきます。樋笠先生、高橋先生、田中先生、出原先生、新西先生などの教員登壇に加え、SGSから今村先生、田中先生も登壇予定です。また、樋笠ゼミ、石川ゼミ、出原ゼミ、新西ゼミ、田中ゼミ、彩藤ゼミなどの学生が講師として登壇しています。
プロジェクト関連ニュース
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます