6月10日、 産官学民連携委員会主催アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の事前学修③にて受講者7名がロールプレイング実践を行いました。
本プログラムは、学生がペアになり、多摩信用金庫(たましん)主催「多摩ブルー・グリーン賞」の受賞企業で組織する多摩ブルー・グリーン倶楽部(以下、BG倶楽部、169 社)の会員企業を取材し、レポートを執筆します。完成したレポートは、同倶楽部のホームページにアップされ、企業の魅力を発信します。
また、学生たちは、会社訪問や取材方法を実践的に学びながら、社会人の方々との交流を図ります。
今回は、多摩信用金庫(本店:東京都立川市、理事長:八木敏郎様)から2名の方にお越しいただき、企業訪問時の挨拶、名刺交換、インタビューの方法などビジネスマナーについてご指導を賜りながら、授業にご協力をいただきました。
はじめに、前回からの課題となっていた各チームが作成した取材企業へのアポイントメール(案)について意見交換をし、参考となる文面や修正箇所について確認しました。
続いて、これまで企業訪問の経験もビジネスマナーの知識もない学生たちが、実際の現場や場面を想定したロールプレイング実践(企業訪問時の受付、挨拶、名刺交換、自己紹介、インタビュー、お礼のあいさつまで)を体験しました。
終了後の振り返りでは、緊張のあまり自己紹介もなく、いきなりインタビューが始まってしまったことや、会話が一問一答になってしまっていることなど、お互いの様子をみて気づくことがたくさんあったことを確認しました。
また、長島剛教授と松本祐一教授が学生役になるロールプレイング実践を行ったことで、社長役の学生から「企業の方が答えやすい質問の方法がわかりました」との感想がありました。
最後に、多摩信用金庫の方々や教員たちから、円滑な会話の進め方や形式よりも、丁寧なインタビューを心掛けるようアドバイスがありました。学生たちには、自身の対応や発言を振り返り、今後の課題を明確にしたことで次への改善につながることが期待されます。
多摩ブルー・グリーン倶楽部のホーページはこちらをご覧ください。
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