10月27日、PORT OKUTAMA (所在地：東京都西多摩郡奥多摩町)店主の舩越章太郎様にご来校いただき、経営情報学部松本ゼミの学生たちと一緒に奥多摩駅至近の空き店舗を活用した多機能型活性化拠点の構想について考えました。

経営情報学部松本ゼミ(履修者：42名)は、奥多摩町の人口減少、若者不足の課題を解決するため、イベント・ガチャポン・スーパーの3つの事業部に分かれ、6年間にわたり奥多摩町の魅力を伝え続けながら、地域課題解決に取り組んでいます。

2022年9月22日には同町と多摩大学は連携協定を締結し、さらなる連携の推進を図っています。

舩越様から整備費として同町の予算化が実現したため、「2023年3月までのスタートを目指し、持続可能な実効性のあるかつシンプルな企画を提案していきましょう」との説明があり、学生たちが各々に自分のやりたいことを率直に述べました。

学生たちからは、町内外の方のための情報発信の拠点、土産物の開発・販売、大学連携のメリットを活かした塾の設置や観光客のごみ問題対策などの提案があり、町民、移住者、観光客の交流拠点となることを目指した企画にしたいという意見がありました。

舩越様からアナログ情報発信ほど効果が高いことや汎用的に使える拠点にたくさんの人が集まるメリット、また、現実的に採算を取れなければ継続できないことなどをご教示いただき、ビジネスモデルを考えるヒントをいただきました。

今後は、拠点の現場を見ながらミーティングを行うなど、同町、本学、地域の方々と連携を図りながら、企画の実現化に向けた取り組みを進めてまいります。