経営情報学部 樋笠尭士専任講師が「ISO 39003」の策定のための国際会議に出席
2022年12月5日(ネパール:ハイブリッド形式)、本学経営情報学部 樋笠 尭士専任講師が国際標準化機構ISOにおける「ISO 39003」の策定のための国際会議(ISO/TC241/WG6)に日本代表として出席しました。
ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略です。ISOは、各国の代表的な標準化機関によって組織される非政府間国際機関で、1947年に活動を開始しました。150ヶ国以上が加盟し、各国から1機関が参加、様々な産業分野について国際的な標準化活動を行なっています。
樋笠専任講師は、ISO/TC241(道路交通安全マネジメントシステム)国内審議委員会・専門委員会委員として国内審議を務められただけでなく、ISOのexpert登録により、日本側の代表としてISO/TC241/WG6に参加しました。
ISO39003は、自動運転システムに対する倫理的配慮事項を規定するガイドライン規格であり、世界で販売される自動運転レベル5(完全自動運転)が対象となる国際規格です。日本から樋笠専任講師が研究をもとに様々な主張をされ、国際的な自動運転のルール形成に尽力しました。ISO39003は来年発行予定です。
https://www.iso.org/standard/50665.html
12月19日(月)、独立行政法人自動車事故対策機構(略称:ナスバ) 安全指導部 原田浩徳様、後藤正行様、小山良平様が、樋笠専任講師を表敬訪問しました。
表敬訪問では、はじめに樋笠専任講師から本学の紹介が行われ、その後、「ISO 39003」の策定のための国際会議の振り返りと、今後の取組みについて意見交換が行われました。
※国土交通省所管:独立行政法人 自動車事故対策機構(ナスバ)とは・・・
クルマ社会がもたらす利便性の「負の部分」をカバーすることにより、安全・安心・快適な社会づくりに貢献することを使命とする、いわば自動車事故対策の専門機関です。
HP: https://www.nasva.go.jp/index.html
パンフレット:
https://www.nasva.go.jp/gaiyou/documents/2022pamphleta.pdf
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