7月13日(水)「志ゼミ」(担当教員:石川 晴子准教授、履修人数:30名)の授業にゲスト講師として、ごたんだ行政書士事務所(所在地:東京都品川区)代表であり、株式会社ザ・ベストサービス代表取締役の髙村 直様にご登壇いただきました。髙村様は本学卒業生であり、本学大学院にてMBAを取得されています。
ごたんだ行政書士事務所は夜のまちでがんばるお店の各種行政手続き・補助金の申請代行・コンサルティングを行っています。株式会社ザ・ベストサービスは、お店の清掃業務、社員寮などのハウスクリーニングを主としてビルメンテナンス業を行っています。
髙村様の学生時代からのお話では、あまり学校には行かなかったが10歳以上年上の人と友人になり多くのことを学び、卒業後早い段階でまず人材派遣業を起業されたとのことです。リーマンショックにより別の事業を立ち上げ、何もしなくてもお金の入ってくるシステムを作り出したものの、人間的成長を感じることがなく程なくして「地域や社会に貢献したい」という思考になったとのことです。
夜のまちのゴミ拾い活動・夜の安全見守りなどの奉仕活動をするうちに、夜のまちと行政の架け橋になるという決意から多摩大学の大学院でMBAを取得されたとのことです。そののち、1年間で行政書士の資格をとることを決意し、取得後、ごたんだ行政書士事務所を設立されたとのことです。夜のまちでの行政書士はめずらしく風営法に特化した事務所のためか、すべての仕事は紹介によって受注し、常に周りの人に事務所のことを宣伝してもらえているとのことでした。
学生からは、「どうしたらそんなふうに人脈が広がりますか?」との質問に、髙村様は「経営者団体に入ったりコミュニケ―ションをとったりしています。あと、困っている人がいたら助けに行きます。見返りを求めてはいないが、自分が与えていてそれが自分に回ってきて助けられることも多いです。」とのお答えでした。
授業の最初に髙村様から「起業してみたい人いますか?」との問いかけには誰も手が挙がらなかったが、授業後再度同じ質問をしたところ複数の学生が手を挙げていました。
<ごたんだ行政書士事務所のホームページ>
https://the-best.jp/
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます