経営情報学部、小西英行ホームゼミ(2年生、履修人数15名)では「食のマーケティング」を研究テーマのひとつに掲げ、商品企画、マーケティング、ブランドなどを学んでいます。今年度から新たな食の商品企画として、カレーを材料に使った新商品の開発に取り組んでいます。6月21日にはカレーを使った新商品の企画発表会を開催し、MOTTAINAI BATON株式会社(東京都国分寺市)代表 目取眞興明様とオンラインで繋ぎ、アドバイスをいただきました。

目取眞様は「もったいない食材のカレー化で食品ロス問題を解消する」をミッションとして、地域やクライアントごとの特色を活かしたオリジナルレトルトカレーの企画開発を手掛けるMOTTAINAI BATON株式会社の代表を務めていらっしゃいます。

学生は、3チームに分かれ「大人のコーヒーカレー」、「飲むベジタブルカレー」、「甘口カレー」の3つの企画について、それぞれの商品のコンセプト、商品の特徴と詳細、ターゲット、販売計画・プロモーション計画、材料費などのコストと損益分岐点などについて発表を行いました。目取眞様からは「原価にはパッケージデザイン料や包装等も考慮する必要があります。最初は商品を置いてもらう店舗の開拓も必要でしょう。原価を考えたうえで利益を考えて売価が高い場合は理由付けが必要です。例えば、材料となるコーヒー豆をブランド店から仕入れるとか、ハラル食のような機能性を持たせる等、売価が高いなりの理由付けと消費者ニーズあう商品ができると良いですね」といった有益なアドバイスをいただきました。

小西ホームゼミでは10月の多摩祭（多摩大学の学園祭）でのテスト販売を目標に、カレーを使った新商品の企画をさらに深めていく予定です。

MOTTAINAI BATON株式会社　：　https://medorumafoods.com/