観光振興の最前線を学ぶ|東京観光財団 安田正俊氏
多摩大学の「多摩学X • Y *1」(担当教員:長島 剛教授)の授業では、学生が多摩圏(多摩・神奈川地域)についての理解を深め、新たな事業アイデアの創出や構想力を養うことを目的に、スタディツアーを企画・提案する課題に取り組んでいます。
2026年10月6日(火)と7日(水)、スタディツアーの設計に活用できる視点を得るため、公益財団法人東京観光財団の安田正俊氏をお迎えし、東京の観光業のいまについてご講演いただきました。
東京観光財団は、東京都の観光振興を支える組織です。観光関連事業者だけでなく、印刷、物流、金融、教育機関、地域住民、旅行者など幅広いステークホルダーと連携しながら、「世界から選ばれ続ける東京」の実現を目指していることが紹介されました。
また、近年の観光政策は旅行者数や消費額の拡大だけでなく、住民生活との両立を重視する方向へ変化しています。旅行者数の増加等に伴う負の側面への対応が求められるなか、観光による経済効果と住民の暮らしの質をいかに両立させるかが重要な課題であることも語られました。
多摩地域については、都心部と比べ訪問者数が限られるものの、「ディープ(穴場性)」、「ローカル(その土地ならではの文化や暮らし)」、「ニッチ(特定の趣味や関心にこたえる魅力)」といった特色を活かした体験を発信できる可能性があると解説。
学生にはフィールドワークを通じて地域の魅力や課題を把握し、「なぜその場所や資源が注目されているのか」という背景や地域との関わりを調べることの重要性が伝えられました。また、事前に抱いていたイメージと現地で得た気づきとの違いを確かめ、それらを企画に反映させることが、スタディツアーの質を高めるとのアドバイスも示されました。
学生たちは今回の講演や今後の事例研究を踏まえながら、多摩圏の特色や地域資源を発掘し、スタディツアーの企画を進めていきます。講演を通じて得た視点を活かし、地域ならではの価値や魅力を伝える提案の誕生が期待されます。
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*多摩学:「多摩学」は多摩圏(多摩・神奈川)の来歴を探り、多摩の現状について考察し、未来を構想する学問であり、多摩圏の歴史・産業・文化・交通・社会(コミュニティ)・行財政に関する基本的な知識を習得することを目的とする。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます








