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観光振興の最前線を学ぶ|東京観光財団 安田正俊氏

2026年10月15日

多摩大学の「多摩学X • Y *1」(担当教員:長島 剛教授)の授業では、学生が多摩圏(多摩・神奈川地域)についての理解を深め、新たな事業アイデアの創出や構想力を養うことを目的に、スタディツアーを企画・提案する課題に取り組んでいます。

2026年10月6日(火)と7日(水)、スタディツアーの設計に活用できる視点を得るため、公益財団法人東京観光財団の安田正俊氏をお迎えし、東京の観光業のいまについてご講演いただきました。

東京観光財団は、東京都の観光振興を支える組織です。観光関連事業者だけでなく、印刷、物流、金融、教育機関、地域住民、旅行者など幅広いステークホルダーと連携しながら、「世界から選ばれ続ける東京」の実現を目指していることが紹介されました。

また、近年の観光政策は旅行者数や消費額の拡大だけでなく、住民生活との両立を重視する方向へ変化しています。旅行者数の増加等に伴う負の側面への対応が求められるなか、観光による経済効果と住民の暮らしの質をいかに両立させるかが重要な課題であることも語られました。

多摩地域については、都心部と比べ訪問者数が限られるものの、「ディープ(穴場性)」、「ローカル(その土地ならではの文化や暮らし)」、「ニッチ(特定の趣味や関心にこたえる魅力)」といった特色を活かした体験を発信できる可能性があると解説。

学生にはフィールドワークを通じて地域の魅力や課題を把握し、「なぜその場所や資源が注目されているのか」という背景や地域との関わりを調べることの重要性が伝えられました。また、事前に抱いていたイメージと現地で得た気づきとの違いを確かめ、それらを企画に反映させることが、スタディツアーの質を高めるとのアドバイスも示されました。

学生たちは今回の講演や今後の事例研究を踏まえながら、多摩圏の特色や地域資源を発掘し、スタディツアーの企画を進めていきます。講演を通じて得た視点を活かし、地域ならではの価値や魅力を伝える提案の誕生が期待されます。

公益財団法人 東京観光財団の公式サイトはこちら

*多摩学:「多摩学」は多摩圏(多摩・神奈川)の来歴を探り、多摩の現状について考察し、未来を構想する学問であり、多摩圏の歴史・産業・文化・交通・社会(コミュニティ)・行財政に関する基本的な知識を習得することを目的とする。

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公益財団法人 東京観光財団 安田 正俊 氏

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