ろうきんと地域金融
2024年7月3日
6月27日、中央労働金庫総務人事部 武田聡一郎氏と石川萌々子氏を講師に迎え、「中央労働金庫多摩大学セミナー」と題して講義が行われました。
日本で唯一の福祉金融機関・労働金庫(以下、ろうきん)は、全国に13あり、同庫はその中で首都圏を中心とする関東1都7県で事業を展開している協同組織の福祉金融機関です。
授業では同庫の社会的な役割やこれまでの歴史、事業内容等や融資先となる労働組合についての解説や銀行との組織構図の違いやビジネスモデルについて説明がありました。金融機関のAI化など顧客の多様なニーズに対応するためには、対面サービスとの組み合わせの必要性があるなど金融機関の現状と課題を理解することで学生の将来のキャリア形成を考える機会となりました。
「地域金融論」(担当教員:長島剛教授、履修人数:110名)では銀行や信用金庫等の金融機関について学び、自治体や企業、NPOなどと連携しながら地方創生を行っている事例を研究、地域の未来を創造することを目標としている授業です。
中央労働金庫
https://chuo.rokin.com
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます