10月23日に開かれた多摩市定例記者会見に「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」啓発ポスターをデザインした経営情報学部の学生(4年生)が参加、ポスターへ込めた思いを伝えました。
令和4年4月、「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」が施行され、令和5年4月、多摩市子ども青少年部児童青少年課から啓発ポスター作成の依頼を受けた経営情報学部 下井直毅教授のゼミ(12名)が4月から6月にかけて子ども用・若者用の2種類のポスター作成に取り組みました。
複数の候補作の中から市内の児童館に通う子どもたちや大学生の意見から最も多くの支持を得られた2名の学生のデザイン(子ども用・若者用)が採用され、記者会見には子ども用ポスターをデザインした学生が参加、阿部裕行市長から啓発ポスター作成の経緯をご説明いただいたあと、記者からの質問を受けました。
「デザインのポイントは」との記者からの質問に「子どもたちが元気になる、カラフルでポップな見た目を意識しました。子どもたちが持つ感情を簡単な言葉でわかりやすく表現し、条例を理解してもらいたいと思いました」「背景の色は、人はそれぞれ色んな色を持っていて、ひとつの分野にとらわれずに色んな景色や経験をして欲しい、自分の色を活かして欲しい、という意味を込めました」とのメッセージがありました。
また、「自分のデザインしたポスターが公の場に掲示されることについてどう思いますか」との記者からの問いかけには「ポスターを通じて沢山の方が条例を知る機会になることに達成感があります。また、下井ゼミでは経済学を学びましたが、ポスター作成が社会貢献につながることから、社会人になっても1つの分野に捉われることなく、色々なことに挑戦し続けたいと思いました」との感想がありました。
同条例のポスターは、市内の小中学校・高等学校・大学、保育園・幼稚園、市内掲示板、公共施設等の約160か所へ掲示されます。
これまでの経緯
令和4年4月「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」施行後、経営情報学部 下井直毅教授のゼミ(当時3年生、12名)では令和4年9月から12月にかけて多摩市子ども青少年部児童青少年課と協力し、同条例の副読本素案の作成に携わっています。
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