一般社団法人寒川町観光協会と多摩大学グローバルスタディーズ学部との連携協定に基づき、2月4日、寒川町商工会で第4回「ホスピタリティ観光セミナー」を開催しました。今回は、株式会社ANA総合研究所 主席研究員 溝田祐一郎様を講師としてお招きし、『ONSEN・ガストロノミーツーリズム』をテーマにご講演いただきました。
この『ONSEN・ガストロノミーツーリズム』は、自分のペースで地域をめぐり、名産や特産を食し、温泉につかるイベントです。地域の自然を堪能し、文化・歴史に触れ、食事、お酒などを味わい、地元の方々との交流をウォーキングしながら体感します。寒川町のブランドスローガン『高座のこころ』に親和性が高いイベントであり、具現化への第一歩を踏み出すことで、人の交流、そして移住を促進・加速することが期待されます。
多摩大学グローバルスタディーズ学部は、2022年9月の藤沢市民講座においても溝田様にご登壇いただきました。さらには、藤沢で開催されたONSEN・ガストロノミーツーリズムに関しても2020年2月および2021年10月の2回にわたり連携させていただいた経緯があり、本学部生も地元の他大学の学生と一緒にイベントに参加しました。今回、寒川町でもこうしたイベントが開催できるのではないだろうかとお話しいただき、めぐるポイント、食、ストーリーなどいくつかの提案もいただきました。
寒川町は自然(富士山、ダイアモンド富士、その他)、文化(寒川神社)・歴史(縄文時代の遺跡、廃止された西寒川支線)、農業(梨、メロン、スイートピー、カーネーション、その他)など、さまざまな魅力にあふれています。そして町ぐるみのイベントを通じて人の往来を促進することにより活性化できるポテンシャルを充分秘めている町です。今後の展開、発展に期待が膨らみます。
後援:寒川町、寒川町商工会、JAさがみ寒川地区運営委員会事務局、一般社団法人寒川青年会議所
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