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「生きる力」を身につける 令和サバイバー養成キャンプ 11月16日、30日 せいせきカワマチ、原峰公園

2025年12月8日

11月16日㈰せいせきカワマチ、11月30日㈰多摩市原峰公園にて、「令和サバイバー養成キャンプ」(主催:I-レジリエンス株式会社、協力:多摩市)が行われ、本学 杵渕ゼミの学生計10名がファシリテーターとして参加しました。

せいせきカワマチでのようす
原峰公園でのようす

このキャンプは、防災科学技術研究所や博報堂など5社で設立されたI-レジリエンス株式会社が企画するレジリエントライフプロジェクトの一環として開催され、参加者が防災時における様々な課題をグループのメンバーと協力しながらクリアすることで、個人の防災力だけでなく周囲と助け合う共助力の向上を目指すものです。

今回はそれぞれ5名の学生がファシリテーターとして参加し、避難生活において円滑なコミュニケーションを図るための仲間づくりや、段ボールを利用した簡易的な家や椅子、トイレや新聞紙を使った防寒具の作成などの生活環境を整える工夫、新聞紙だけで炊飯が可能な釜を使用した防災レシピなどを主導。小さな子どもから高齢者まで老若男女が、協力しながら地域の防災について考え課題に取り組むことで、多世代交流の場としても貴重な機会となりました。

学生たちは突然の災害に直面した際、初対面の人同士がどのように協力して、災害を乗り越えながらレジリエンス(困難を乗り越える力)を高めることができるか、ファシリテーターとして参加することで、実践的に学びつつスキルを習得する、実り多い体験となりました。

多摩市令和サバイバー養成キャンプ 2025
レジリエントライフプロジェクト

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せいせきカワマチ ファシリテーターと杵渕准教授

炊飯を主導する学生

地域の子どもと協同でおかずづくり

原峰公園 ファシリテーターと参加した杵渕ゼミ学生たち

参加者に向け説明を行う学生

地域の方とともに炊飯