3月18日、本学多摩キャンパスにて第3回“「はたらく」「まなぶ」「×」の境界線がなくなる社会”研究会を開催、丸谷 晴道氏(丸谷建築研究所代表)をお招きしキーノートスピーチが行われ、松本祐一教授、学生5名、パーソルテンプスタッフ株式会社の方5名が議論を交わしました。
丸谷氏は、建築家の傍ら、2018年に移住した奥多摩を舞台に、2020年からまちづくり推進事業「kiripro」をスタート、山林の課題解決を図るため、桐の魅力を伝えるワークショップの開催や、森づくりや古民家再生を通じた住民、関係人口、事業者等のコミュニティの形成を活発化させ、移住者増加や新しい働き方の発見につながる地域拠点づくりを目指しているとのことです。
丸谷氏の事業化・活動家としての価値観や社会に対するかかわり方は、育った環境や家族などの原体験によるものが占めており、この原体験が働く価値の中心にあるというお話がありました。さらに、個人の価値形成が仕事に対する動機や学びに影響を与えており、「学びは、個人、文化、社会背景によって様々」と話され、学生たちは、「はたらく」と「学ぶ」に対して自身の原点に目を向けるなど自身の将来のビジョン形成に役立つ機会となりました。
同研究会は、多摩大学の教員・学生とパーソルテンプスタッフ株式会社の方々がゲストとの対話を通じて、「はたらく」と「まなぶ」という視点から新しい社会のあり方を考えることを目的とし、ゲスト講師のキーノートスピーチをもとに、参加者どうしで対話することでもうひとつの「X」となるキーワードを検討しています。
【パーソルテンプスタッフ株式会社のホームページ】
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