7月23日、マチカドこども大学7月2回目の講座として、調査研究学が行われ、午前10時から午後3時までに3回行われた講義では、延べ40名の子どもが参加しました。
講義は、多摩大学樋笠講師が教壇に立ち、調査研究の方法について講義した後、子どもが自ら調べるという実習型の講義内容でした。
まず、普段のなぜ?という疑問を大切にしよう!と大学における研究者の基本的な取組について説明があり、研究ノートを使用して学習を進めました。具体的な調査研究の方法として①似ているものと比べる比較研究、②本で調べる文献研究、③詳しい人に聞いてみるインタビュー研究、④社会の仕組みを考える横断的研究、⑤昔と今の関係を考える歴史的研究、⑥調べたことから未来を考えるという6つの手法について丁寧に解説され、子ども達は真剣にノートをとっていました。
実習では、「なぜ、香川県はうどんで有名なのか?」を研究アイテムとして、醤油、乾麺などの食材や歴史地図や辞典や関連する資料などの文献を用いて調査研究の手法を実際に試し、調べたことを研究ノートに書いて実習は終了しました。
子ども達からは「夏休みに使えるテクニックで、今、勉強できてうれしかった」「ちょっとむずかしかったけどたのしかった」という感想を得ました。保護者からは「考えるきっかけを体験出来て有意義だった」「研究のしかたとそれを元にした実践で子供達が自身の力で課題をやれる講義内容がよかった」「是非、もっと時間を長くとってやっていただきたい。」と評価をいただきました。
マチカドこども大学は、多摩大学と小田急グループ・小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀様)の連携事業です。
マチカドこども大学のホームページはこちらからご覧ください。
https://www.machikado-uni.com/
関連ニュース
-
民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
-
政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
-
大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
-
地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます