長島剛ゼミ(ながしまゼミ)の学生5名が東京都立町田総合高等学校2年生の地域探究学習「人間と社会」における夏休み体験活動の協力依頼を受け、実地研究として町田市所在の株式会社富澤商店(東京本社:東京都町田市)の「企業研究」を実施しました。
同高校への授業協力は、2024年1月から始まり、当時1年生(現2年生)に対して町田市内の企業の課題解決をテーマにした授業を探究学習「産業社会と人間」の一環として長島教授が行い、学生が企業調査やプレゼンテーションの方法について支援しました。
学生が高校生へ同社の商品を使ったレシピ考案の提案を行い、高校生のSDGs「地産地消」の取り組みを意識したアイデアを持って同社を訪問、高校生の探究学習に対する理解と授業協力を得られるよう交渉を行い、学習日程の調整を行いました。
8月2日の体験学習では、高校生が考案した町田産のブルーベリーを使ったタルトを公式サイトに掲載するレシピ開発のため、同社社員の方と高校生と大学生がレシピの魅力の伝えるための紹介文章、ネーミング、小麦粉の種類、レシピの分量などについて開発会議を行いました。レシピタイトルを「山盛りブルーベリーザクッパリッパイ」に決定し、キッチンスタジオにて試作、試食会を実施しました。開発されたレシピは、同社サイトにて紹介されています。
高校生は、同社の企業理念「料理を作る楽しさ・それを味わうことができる幸せを世界中の人々に感じていただきたい」の想いを実体験によって理解する機会となり、将来のキャリア選択肢の1つして企業を知ることができました。
大学生は、高校生の企業調査、研究を行う上で、高校生と企業の双方の立場に立って物事を考える必要性を感じ、自身のキャリア形成や自己成長につながる機会となりました。
9月13・14日に開催された同校の文化祭「光輝祭」では本学との探究学習における連携活動のポスター展示がされました。
東京都立町田総合高等学校
https://www.metro.ed.jp/machidasogo-h/
株式会社富澤商店(お菓子・パン作りの材料器具専門店)のコラムはこちらからご覧ください。
https://tomiz.com/column/machisourecipe/
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