7月30日、グローバルスタディーズ学部にて城南静岡高等学校地域貢献部(高校1年生、22名)を対象に大学での学びを通じて得られる考え方や視点など、将来大学で行う勉強に対するイメージを掴んでもらうため、松本祐一教授による模擬授業を行いました。
同校地域貢献部による活動発表では、地域住民とつながることで地域に対する理解と愛着を深め、地域社会に貢献することを目的とした活動報告が行われ、大学教職員と大学生から今後の地域活動において効果的に取り組むための考え方やプレゼン資料の作成方法などの助言が行われました。
松本教授からは、地域貢献部の活動は、地域イベント企画や地元住民との交流などが実践的な学びとして高校生の将来のキャリア形成に活かされる経験になるとの講評がありました。
模擬授業では、事業構想のヒントとなる会社起業の事例紹介を行いながら、事業を成功させるビジネスの考え方が紹介され、高校生は、商品開発の成功の秘訣には「地域の方が共感できるストーリーをつくること」が必要であるというヒントを得るなど、大学での学びにつながるものとなりました。
また、大学見学会の一環として大学周辺の地域ガイドツアーを実施、地元の片瀬漁港にて「江の島の環境問題」をテーマに海洋ゴミの現状と課題について講義*を受けた後、釣り船で江ノ島の海を航行しました。高校生は本学の地元に対する理解と関心を深め、進学先の選択の1つとして考える機会となりました。
*山下由香里氏(グローバルスタディーズ学部 非常勤講師、NPO法人江の島フィッシャーマンズプロジェクト副理事:山下由香里氏)
城南静岡高等学校の地域貢献部の活動については、こちらからご覧ください。
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