3月21日と22日の2日間、経営情報学部松本祐一ゼミ(学生8名) は、城南静岡高等学校地域貢献部(1年生11名)と共に奥多摩町でフィールドワークを行いました。
本イベントは、同校地域貢献部から「奥多摩町活性化事業開発プロジェクト」をはじめ地域活動に力を入れている松本ゼミに依頼があり、地域住民の浜野さんご夫妻や丸谷晴道氏(丸谷建築研究所代表)の協力のもと実施したものです。
はじめに松本教授から2日間の奥多摩フィールドワークの目的や概要説明があり、高校生と大学生が交流を深められるようオリエンテーションを実施しました。
丸谷氏からは、日本の山や木の歴史、奥多摩町の林業や製材所の実態について講義を行い、高校生たちは、森の中で間伐された木や落ち葉を観察し、それらが自然の循環において重要な役割を果たしていることを学ぶ機会となりました。
その後、松本ゼミの学生が奥多摩町での多摩産材を活用した商品開発や檜原村での活動、焚火クラブの取り組みなど、ゼミの活動紹介を行い、地域の課題やニーズ、地域産業や資源などを知ることが地域活動を行う上で重要であることを伝えました。
2日目は、*奥多摩AUBAでのカフェの営業体験や奥多摩駅エリアの散策を実施、カフェでは実際にコーヒーの提供などを行いました。
振り返りでは、Re:designをテーマに、地域にある古いものも再利用して活用するという、放置すれば朽ちるだけの資源に活力を与えることを考えました。
高校生からは、「現地の住民など色々な人が集まり一緒になってまちを作っていくことが魅力的である」などの感想があり、引率の小林先生からは、「奥多摩町の温かい空間に来られてありがたかった。地域貢献部の活動も多くの課題を持ちながら継続してきたので、また、来させていただきたい」という感想がありました。
*奥多摩AUBAは、松本祐一ゼミが運営している地域交流拠点(所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川197−5)
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