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都立町田総合高等学校 2年探究IBL Day2024を実施

10月30日、本学多摩キャンパスにて都立町田総合高等学校2年次生徒(30名)の*IBL Dayが実施され、高校生たちは、趙佑鎭教授のマーケティング視点の模擬授業「テーマ:韓国コスメは何故人気があるのか!?」を受講しました。

高校生たちは、趙教授からマーケティングの基本的な知識に関する解説を受け、化粧品マーケティングの企業戦略や韓国化粧品の日本市場の成功要因に関する文化的影響や購買拡張について学習しました。

午後には午前中の講義を踏まえて、7つの班に分かれ、、講義テーマ「韓国コスメはなぜ人気があるのか」についてグループワークを実施、品質の高さや手ごろな値段、K-POPや韓国ドラマの影響、SNSを活用した情報発信など、韓国コスメが世界的人気となっている要因についての根拠を示し、事例紹介のあとに結論を発表しました。

最後に趙教授から「マーケティングが感性に訴えかけることで多くの支持者を獲得するように、これからの人材は感性の豊かさ、視野の広さといった人間力が求められる。個性や哲学を明確に持ち、知識や教養を身につけることで、己を支持してくれる人を作り上げることができる。大学はそれらを学ぶことができる場である」と大学に通う意義を高校生たちへ伝えました。

*都立町田総合高等学校IBL Day

同校では2学期から、科目「2年次探究」において、IBL Day学習がスタート、「多面的な見方・考え方の獲得」、「探究のプロセスの習得」を学習目標として、近隣の8大学で、グループごとに学習するものです。事前学習では、各班に分かれ、大学から与えられた「IBL課題」への仮説(主張)を導き、スライドを作成しました。

 (*IBL…Inquiry Based Learningの略。探究学習。)

東京都立町田総合高等学校のホームぺージ
https://www.metro.ed.jp/machidasogo-h/

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大学説明を行う小林学部長

模擬授業を行う趙教授

授業の様子

グループワークの様子

発表の様子

キャンパスツアーの様子

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