5月27日、東京モノレール「天空橋駅」に直結する羽田イノベーションシティ‒ 、HICity Square Café/bar(zoneJ/2F)において、本学樋笠ゼミ11名(3年生、2年生)が防災サバイバルゲームを行いました。
防災サバイバルゲームは、「災害から人々を守る」ことを目標にボートゲーム形式でプレイヤーが各種の災害に対処しながら災害に対する知識を深め、防災意識を高めるもので、樋笠ゼミ生が考案したオリジナルゲームです。
プレイヤーは、サイコロの目にしたがってコマを進め、止まったマスでの指示に従い地震、津波、台風、土砂崩れ、停電など、さまざまな災害に対して、防災対策アイテムカードやアクションカードなどを使って対処していきます。プレイヤーは、建物を建築してまちづくりをしたり、災害対策を上手く行ってポイントを獲得したりしながらゲームを進行させます。
地震等の災害のマス目に止まると防災対策アイテムカードとアクションカードで災害対処を行わなければなりません。さらに、建築した建物を被害から守るために適切なカードを切らなければ、防災ポイントや建築ポイントを稼ぐことができません。ゲーム全般にわたり、災害や防災知識についてのクイズが出題され、プレイヤーが全ての災害を体験したところで被害状況を確認して、被害が少ないプレイヤーが勝者となるゲームです。
ゲーム時間は1回1時間、午前1回と午後2回に分けて行われ、保護者を含め20名ほどの参加者は、クイズに答えながらゲームを楽しみ、防災の知識を向上しつつゴールを目指しました。ゲーム終了後、参加者には、防災関連の自己学習が行えるクイズ形式の冊子「防災サバイバルゲーム学習ブック」が配布されました。
オリジナルゲームはゼミ生が企画し、ゲーム設計やアイテム考案などを行ったものです。防災に関する情報を収集し、ゲーム性を持たせつつ、遊びと気づきの中でいかに防災関連の意識を高めるかに工夫が凝らされています。
子どもたちからは、「いろいろ工夫されていてスゴイと思いました!ありがとうございました」(小3)「クイズがむずかしかったけどとてもたのしかった」(小2)などの感想がありました。また、保護者からは「とっても楽しかったです!「稲むらの火」がクイズにあるところが、さすがです!さらに発展性があるゲームです。とても価値あるものを体験させていただきました」などの高い評価を得ました。イベントで行ったボードを持ち帰り、家でやってみたいという保護者もおり、ゲーム性の高さと防災知識のつまったゲームに好評を得ました。
羽田イノベーションシティのホームページはこちらからご覧ください。
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