経営情報学部、内藤旭惠ゼミでは府中市産ブルーベリーを使ったフレーバーティーの開発に取り組んでいましたが、この度、開発が完了し発売いたしました。
4月6日、府中駅前に新規オープンしたコボコボミッテン府中店で、フレーバーティーの販売が始まりました。府中市では、市内の商業者が地域資源を活用した魅力ある商品やメニュー等を開発する取組み等に対して、必要な経費の一部を支援する『推し商品づくり支援事業』を行っています。内藤ゼミでは、株式会社コボコボ様(東京都府中市、代表:内田由美子様)と連携し、府中市支援金によりフレーバーティーを開発、発売に漕ぎつけました。
フレーバーティー開発に携わった経営情報学部・経営情報学科3年の古性采樹さんは、店頭の販売支援も行っています。古性さんに開発で苦心した点など伺いました。
-今回のフレーバーティーの開発では、どのような他にはない独自性を打ち出そうとしたのでしょうか。
現在市場にあるブルーベリーフレーバーティーは、香料、着色料、保存料を使用し、紅茶ベースのものが多いです。そのため、独自性を出すために香料、着色料、保存料を使用していません。また、緑茶ベースのフレーバーティーを実現しました。
-今回のフレーバーティーの開発で、協業した団体、企業等について教えてください。また、協業に至った経緯、それぞれのストロングポイントなども教えてください。
府中市様、コボコボ様、松澤園様、この3つの企業等と本学が連携しました。府中市様は府中市を盛り上げるための支援金などの制度を豊富に用意され、資金面で大変お世話になりました。コボコボ様は、府中市の支援金への応募代表者等になっていただきました。府中市内の企業であり地域のビジネス目線でのアドバイスをいただいた他、販路もお借りしています。松澤園様は製造を担当しました。デザイナーさんはお茶に関しての知識が豊富で様々なアドバイスをいただきました。
-今回のフレーバーティーの開発を通じてどのようなことを学びましたか。今後、どのように活かしていけると思いますか。
今回の開発を通して、社会の第一線で活躍されている方々から様々な事を学びました。商品を作る上でのコンセプトやターゲットの重要性、商品を開発して売っていくことの難しさ、さらに報連相の大切さまで身をもって学ぶことができました。今後、社会に出た際に活かせる事がたくさんあり、社会人一年目から社会貢献するための一助になると思っています。
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