10月28日、「教職員会社見学会11」を開催、経営情報学部の教職員6名がグラン・グルメ株式会社多摩セントラルキッチン(所在地:東京都多摩市)を訪問し、執行役員COO 統括本部長 今尾次郎様と多摩CK長 國枝雄太様にご案内いただきました。
同社は介護施設に毎日約2万食の給食を供給するなど、委託給食事業やケータリング事業を展開しています。今回の会社見学会のテーマは「地域社会に愛される料理製造会社」で、はじめに今尾様より会社概要と事業内容についてご説明いただき、同社の強みである①豊富な経験と人材でお客様へ最適な商品の提案、②小規模なセントラルキッチンならではのフレキシブルな対応、③国際基準(国際規格FSSC22000認証取得)での衛生管理などについてお話いただきました。
また、同社では社会貢献活動に積極的に取り組んでおり、國枝様より「様々な社会情勢の変化に対応するため、学生の柔軟な発想をいただきながら、「食」と「教育」という分野融合により人々が多摩地域に住み続けたくなるような新しいまちづくりを一緒に目指していきたいです」とのお話をいただきました。
その後、洗い場、調理場、食材を真空包装にする機械を視察、マイナス20度の冷凍室を体験、職人の方々がきれいな器に色鮮やかな多種多様な食材を丁寧に並べているところを見学しました。
菅沼睦准教授からは心理学的に考える食行動の「飽き」について質問があり、國枝様より季節に合わせた食材や色を考慮しながら90種類の献立を準備しているため、飽きさせない工夫をしていますとの回答をいただきました。
また、長島剛教授からはこれからの企業戦略の1つとして地元の食材を使った質の高いお弁当販売の提案があり、地域社会との関係性を築くきっかけになるのではないかとのお話がありました。
今回は、生きる力の土台となる「食」と「教育」の必要性について共通の認識を図ることができました。
今後も教職員会社見学会を通じて地域社会との連携を図っていく予定です。
グラン・グルメ株式会社のホームページはこちらよりご確認ください。
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