6月12日、教職員会社見学会を本学教職員3名が武州工業株式会社(所在地:東京都青梅市)にて行いました。また、本見学会では、本学の地域の人材育成・確保のハブ機能の観点から、地元優良企業と教育機関を連携する目的で高校教諭等の参加を得て会社見学、意見交換会を実施しました。参加高校は、東京都立秋留台高等学校(10名)、明星中学校・高等学校(1名)です。
武州工業株式会社は、1952年に設立され、「物作りを通じ、地域社会の一員として、社会の健全な関係を重視し社会奉仕する」という社是のもと、モノづくりで世の中の課題にチャレンジされており、パイプ曲げ・板金加工の製造を行われています。また、IoT/DXを推進する中小企業としてAI導入等へも積極的に取り組まれています。
事業内容の説明が行われ、工場においては、自動車用金属パイプ製造、板金・プレス部品の製造ラインなどを見学し、製造技術の説明を受けました。
意見交換会は、武州工業の若手社員4名も参加し、地元企業を就職先とする高校教員から就職の志望動機や就職先に選んだ理由、入社を決めた時期等について質問が行われるなど、企業と高校との情報交換が図られました。優良企業の業務内容や労務管理の徹底など、二次産業における優良企業の存在を知ることで高校教員への連接を行うことができました。
当日は経営情報学部ながしまゼミの学生2名が参加し、司会進行を務めました。
今後も教職員会社見学会を通じて地域の課題解決への知見を得ることや大学教職員の研究へのフィードバックを図ります。さらに、企業研修という機会を利用して、企業、大学、高校の情報交換と交流により人材育成・確保のループの仕組みを構築するという地域社会との連携を行っていきます。
武州工業株式会社については下記ホームページよりご確認ください。
https://www.busyu.co.jp/
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