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メタバース石垣島で観光を学びの場に!

多摩大学経営情報学部 彩藤ゼミは、特定非営利活動法人うみもりそらの受託を受けメタバース石垣島を活用したファミリー向けの新しい学習型観光コンテンツの開発に携わっています。

「令和5年度沖縄県観光コンテンツ開発支援事業」として採択された同法人の事業は、バーチャルリアリティ(VR)技術を利用したメタバース空間とリアル空間を結びつけることで、観光しながら学習が可能な空間を提供することで石垣島の魅力を高め、持続的な観光振興を目指すものです。

彩藤ゼミではVRを研究テーマとしており、石垣島の観光資源である自然・文化をより深く学ぶための学習要素を組み入れた観光体験が行える石垣島観光の疑似体験空間(メタバース)を構築しています。

2023年9月10・11日と2024年1月7・8日には、本学の彩藤ゼミの学生4名が石垣島において、建造物、鍾乳洞、マングローブ、シーサーなどの特徴的な構造物や自然環境などの現地調査や竹富島の住宅や植生の調査を行い、様々な空間情報を得ました。

学生たちから「自然豊かで美しい石垣島をバーチャルの世界で表現することの難しさを感じた」「沢山の方に石垣島に興味関心を持ってもらうことで、環境保全の意識向上を図りたい」「バーチャル石垣島を通して子どもたちを笑顔にしたい」と感想があり、現地でしか得られない体験や気づきから、よりリアルな3D表現を可能にするための制作目標を設定しています。

今後は、同コンテンツは、NPO法人うみもりそらのワークショップやCluster社提供の公開メタバース空間で体験することが可能です。

「NPO法人うみもりそら」について

子どもたちに、豊かな海・森・宙 ( もり・うみ・そら ) の自然環境を利用した遊びや学びの「場」づくりを行います。活動拠点は石垣島を中心とします。

建築や都市、デザイン、アートといった専門的な知識を持って「場づくり」に関わってきたコアメンバーに加え、多種多様な背景をお持ちの方をナビゲーターにお招きし、石垣島の住民と連携しながら、プロジェクトを企画し具体的な場づくりを推進しています。

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(上)マングローブ林の観察 (下)八重山椰子の群生林の観察

シーサーも鍾乳洞も再現予定

再現予定の石垣島鍾乳洞の見学

伝統的建造物群保存地区 竹富島珊瑚が隆起 して出来た島 白い道は、毎日掃き清められている

竹富島西桟橋 息を呑む透明感

バーチャル石垣島

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