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竹灯籠イベント「桜の灯り」

8月7日、多摩市連光寺にある都立桜ヶ丘公園にて、昨年度に引き続き、野坂美穂ゼミが竹灯籠イベント「桜の灯り」を実施しました。竹灯籠イベントは、都立公園協会と本学野坂美穂ゼミナールの企画運営により行われ竹灯籠ワークショップを始めとした竹の活用イベントによる地域交流を図るイベントです。

野坂ゼミの学生たちは、装飾の竹灯籠を作成するため、竹林から切り出された竹をドリルで加工するなど灯籠の準備を行いつつ、複数のイベント企画を準備しました。イベントは、竹灯籠づくりワークショップ、竹の水鉄砲や竹ぽっくりなど日本の昔遊びや竹の絵馬への願いごと、クイズラリーなど、竹の活用をメインとした学生企画を多数用意して行われました。会場では、来場した子どもたちに竹に親しんでもらい竹を利用した遊具に触れてもらうほか、児童館、保育園の子どもたちが制作した行灯型竹灯籠も展示されました。

19時からのメインイベント、竹灯籠の点灯式では、竹灯籠の灯りが夜の公園を照らす幻想的な空間を、来場された皆様と楽しむことができました。

野坂ゼミでは、プラスチック代替品や安価な外材の輸入により国産竹材の需要が減少し、里山の竹林管理が行き届かなくなるといったような放置竹林の課題に対し、学生が竹の利用・活用方法として「竹灯籠」を製作し、新たな価値を提案する課題解決の活動を行っています。

本イベントは、公益財団法人東京都公園協会、多摩レクリエーション協会準備会、連光寺児童館・コミュニティ会館の方々の協力を得ながら企画・運営を行ったほか、京王観光株式会社の広報協力もいただきました。

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保育園の子どもたちが制作した行灯型竹灯籠

多摩丘陵の公園キャラクター「たまきょうりゅう」を模した竹灯篭

竹林から切り出された竹をドリルで加工

19時からのメインイベント、点灯式の様子

点灯式後、ライトアップされた竹灯籠

竹灯籠のあたたかい灯りが皆さんを魅了しました

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