連光寺・若葉台里山保全地域 湿地ツアー
6月22日、多摩市連光寺・若葉台里山保全地域に対する理解を深めるために、湿地の保全活動を行っている連光寺東谷戸の会からご案内をいただき保全地域を理解するツアーに本学小西英行教授と小西ゼミ生3名が参加した。
保全地域全体の説明を受けた後、湿地を含む保全地域を徒歩で観察を行った。鬱蒼とした竹林や雑木林に囲まれた湿地を取り囲むように設定された保全地域を一周し、湿地帯で試験的に行われている稲作や湿地の状況について見学した。
保全地域は、都市開発と隣接しており環境の影響を大きく受ける立地にある。連光寺六丁目にある農業公園は、湿地帯の水源になっており、湿地の水質への影響が予想される地理的な位置にあることで農業公園においては無農薬栽培を行っている。農作物栽培が水に与える影響等を実感するために農業公園としての保全区域の活用方法を理解する良い機会となった。ツアーは連光寺東谷戸の会員の方のご厚意によって行われ、湿地の環境を守る必要があることから限定された人数での参加となったが非常に貴重な経験が得られ、今後の農業公園で活動する上での資となった。
「連光寺東谷戸の会」は、東京都に指定された50番目の保全地域である「連光寺・若葉台里山保全地域」の主に湿地で、希少な動植物をはじめとした豊かな生態系を保全する活動を行なわれています。
東京都環境局 50 連光寺・若葉台里山保全地域|保全地域の指定状況|東京都環境局 (tokyo.lg.jp)
多摩市連光寺・若葉台里山保全地域農的活用検討会報告書 連光寺・若葉台里山保全地域農的活用検討会について|多摩市公式ホームページ (tama.lg.jp)
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます