6月22日(水)、1年生必修科目である「プレゼミⅠ」6クラス(担当教員:長島剛教授、中村その子教授、出原至道教授、初見康行准教授、野坂美穂准教授、小林昭菜准教授 履修人数92名)の授業にゲスト講師として相模原市環境経済局産業支援課 平本健悟様、神奈川県産業労働局産業部産業振興課さがみロボット産業特区グループ 新堀友真様、京王電鉄株式会社開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチーム 中田遥香様の3名をお招きし、相模原市のまちづくりの現状と課題を主眼として、特にロボットとの共生・産業政策・まちづくりについてご講演いただきました。
「プレゼミⅠ」6クラスでは、社会問題を題材とする「シリアスゲームを開発する」を授業目的として展開しています。今回は社会導入が進みつつあるロボットに造詣の深い3名の講師から同時刻に3教室でご講演いただき、学生が手分けして聴講する形を取りました。
平本様(相模原市役所)からは「相模原市のロボット産業政策の取組みについて」をテーマに相模原市の紹介、相模原市の魅力と抱える課題、なぜ相模原市でロボット産業を振興するのかその背景と関連施策の状況、これまでの具体的な施策と成果の紹介、最後に今後の取組みについて解説していただきました。
新堀様(神奈川県庁)からは、「神奈川のみらい-ロボットと共生する社会の実現」をテーマに、自動運転やドローンの実証実験の状況、さがみロボット産業特区の概要と具体的な取組、ロボット実装事業や最先端ロボットプロジェクト推進事業の状況、鉄腕アトムを活用した広報、そしてロボットと共生する社会について解説していただきました。
中田様(京王電鉄)からは、「相模原市×ロボットによるまちづくり」をテーマに、京王グループ・京王電鉄の紹介、相模原市の概要と相模原の魅力を活かしたまちづくり、リニア中央新幹線開業を見据え変わりゆく橋本駅周辺の状況、まちづくりとロボット産業振興の考え方と相模原でのロボット関係イベントの目的などについて、解説していただきました。
学生からは、「ロボットは少子高齢化の問題解決策となり得るのか?」、「自動運転などコスト削減に結びついていないのではないか?」、「まちづくりには幾らかかるのか?」など、核心を突いた質問があり、活発な質疑応答が行われました。
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