6月7日、「ホームゼミ(志)」(担当教員:関秀雄客員教授、趙佑鎭教授、杉田文章教授、中澤弥教授、中村有一教授、石川晴子教授、増田浩通准教授、内藤旭惠准教授、千ケ崎清孝准教授、履修人数:61名)の授業にゲスト講師として株式会社八芳園(東京都港区:以下、八芳園) 元支配人の滝澤崇様、八芳園プロデュース事業部アシスタントマネージャーの工藤彩乃様をお招きし、「全ては人との出会いと繋がりから」のテーマでご講演いただきました。滝澤様は1973年から2010年まで勤務され、経理部門、旅行会社への出向、業務部門、営業部門等を経験された後、接客支配人としてご活躍されました。工藤様は2016年に八芳園に入社され、現在は八芳園プロデュース事業部支配人室HRチーム兼ブライダルプロデューサーとしてご活躍中です。
滝澤様からは八芳園入社に至る就活エピソード、総務部門での人事採用時の想い、サッカーワールドカップ2002でのフランスチーム受け入れ等の経験談を通して、社会人としての心構えについて、軽妙かつユーモアを交えてお話いただきました。学生に向けて、社会人として大切なこととして「健康であること」、「遅刻をしない」、「ミスをしない、特に人の名前を間違えない」、「身だしなみ、特に靴をきれいに保つ」、「人と違う視点を持つ」を挙げられました。続いて『役に立つかな?迷言集』、『物は言いよう⇒これって短所?長所?』をご紹介いただき、「人は変わっていくもの」、「運、不運は長続きしない」、「人の特性は見方次第で長所にも短所にもなる」等、生きる上でのヒントとなる考え方を示していただきました。
工藤様からは、八芳園が大切にする時を経ても変わらないものとして、企業理念や12,000坪に及ぶ日本庭園等の資産、そして変えていくものとして、多様な顧客ニーズへの対応、結婚式にとどまらない事業展開などをご説明いただきました。特にLIVING ROOM WEDDINGに代表される、コロナ禍を経て多様化した最近の結婚式はとても斬新な印象でした。続いて採用担当のお立場から、就職活動で大切なこととして、「自分が何をやりたいのか」自身としっかり向き合い「自分の言葉で表現」すること、「身だしなみ」に十分注意を払い、「どんな人たちと働きたいか」を思い描くことが大切であるとされました。
最後に滝澤様より、多摩大生の就職先は流通業、サービス業の比率が大きいが、その点では八芳園も候補となり得る。今現在の学生の皆さんの服装や髪のままでは良いとは言えないが、意志があれば人は変われるものなので、就活に向けて頑張って欲しいとエールをいただきました。
株式会社八芳園 : https://www.happo-en.com/
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