1月28日、多摩大学多摩キャンパスにて2022年度共同研究案件「卒業生のキャリアと大学時代の経験との関係に関する研究」(研究者:松本祐一、長島剛、中村その子、北辻巧多郎(卒業生・株式会社LIFULL))の一環として本学卒業生の株式会社スターパートナーズ代表取締役 齋藤直路さん、株式会社やる気スイッチグループKids Duo International事業本部営業企画課 鈴木亜希子さん、株式会社セブン-イレブン・ジャパン商品本部地区MD統括部 首都圏地区 マーチャンダイザー 遅澤明子さん、株式会社リンクアンドモチベーション営業企画ユニット豊田高行さんの4名をゲスト講師としてお招きし、経営情報学部の在学生22名(松本ゼミ、ながしまゼミ、中村その子ゼミの学生ら)が参加し、「卒業生から学ぶ多摩大流の就活とキャリア」をテーマにパネルディスカッションとワークショップを行いました。
同イベントは、現在、社会で活躍されている卒業生から在学中に積極的に取り組んだゼミやプロジェクト活動などの意義を在学生へ伝え、交流を図り、キャリアプランに関する学びの創出を目指すものです。
松本教授の開会の挨拶のあと、北辻さんから企画説明と在学生へ就職活動やキャリアに役立つ「自分のロールモデルとなる先輩を見つけよう!」「多摩大の強みを把握!多摩大流の就活やキャリアを探求しよう!」というメッセージに続いて、4名のゲスト講師から大学時代や現在のキャリアについてご紹介いただきました。
パネルディスカッションでは「大学時代に積極的な気持ちを鼓舞するような契機となるものはありましたか」という松本教授からの問いかけに対し、「ゼミでの経験が自信になった」「大学での学びの価値に気づき、すべて吸収するつもりで授業を受けた」「先輩の姿をみて自分でも社会を変えることができると感じた」、また、「大学時代の経験が社会で役に立ったと感じることはどんなことですか」との質問に対しては、「ゼミ活動で社会人と触れ合う機会が多く、ビジネスマナ―を学べたため、就職活動に役立った」「ゼミの仲間と共に考え、時にはぶつかり、コミュニケーションを深めたことが良かった」などの発言がありました。
これに対し、松本教授からは「学生時代の経験値が実社会の課題に取り組む際に大学での学びとつながり、ビジネスの現場に活かされていると感じました」とのまとめの言葉がありました。
ワークショップでは、「多摩大流といえば」をテーマに5つのチームが意見を出し合い、「多摩大生には伸びしろがある」「社会とつながる体験を仲間と密にできる」「社会の現場にでることができる」「繋がりを大切にする」「少人数で学べる」といった多摩大の強みを共有し、仲間意識を高めました。また、参加学生から、「就職活動に対するイメージをもっていなかったが、卒業後に気づく多摩大学の強み、自己分析や自己プロデュースの重要性、学生時代にやるべきことについてグループで話し合うことができ、自身を見つめなおすきっかけになった」との感想がありました。
最後に中村その子教授より「今日は、人生の一部を共有している卒業生と交流を図ることで相乗効果を高めることができたと思います。この機会を有意義に活用し、自身の将来像を描いてみてください」との総括がありました。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます