11月5日、経営情報学部松本祐一教授と同ゼミイベント事業部のゼミ生3名がOKUTAMA+(所在地:東京都西多摩郡)統括プロデューサー鈴木海斗様と関係者(3名)の方々を訪問し、同施設をフィールドにした観光プラン「奥多摩中小企業向け社員旅行企画~一泊二日の休息と創造性の旅~」の事業化に向けた提案を行いました。
当日は、本企画の事業化に向けご支援をいただいている京王観光株式会社の社員(2名)の方々にもご同行いただきました。
松本ゼミ(履修者:42名)は、若者が奥多摩町に住みたくなる仕組みづくりをゼミのコンセプト「みんなでつくる奥多摩」として、イベント・ガチャポン・スーパーの3つの事業部に分かれ、6年間にわたり奥多摩町の魅力を伝え続けながら、地域課題解決に取り組んでいます。
奥多摩町の廃校を活用した宿泊可能なコミュニティスペースOKUTAMA+は、泊まれる学校として丸一日楽しめるアクティビティを提供し、奥多摩の大自然を見渡せるフィンランド式サウナや、本格的な音楽スタジオ、焚き火を囲んでの BBQ、企業向けの研修設備まで、大人から子供まで満喫できる施設です。
学生から、社員旅行の現状と課題からなぜ社員旅行なのかについて説明を行い、コロナ禍のリモートワークの影響による社員同士のコミュニケーション不足の解消や奥多摩の大自然の開放的な環境から新鮮なアイデアが生まれるなど、本企画実行のメリットや「チーム力の向上、健康意識向上、社員の慰労、地域活性化」をテーマに「休息と交流」を観光プランの軸とした社員旅行のスケジュールについて具体的な説明を行いました。
鈴木様より「予算やスケジュールの詳細など内容を詰める必要があると思いますが、実現可能だと思います」とコメントいただき、施設の利用者の属性や利用方法についてご説明いただいたあと、施設内をご案内いただきました。
今後は、企画のブラッシュアップを図り、まずは、モニターツアーの実施へ向けた準備を行い、事業化へ向けた取り組みを進めていく予定です。
本企画が奥多摩町を多くの方に知ってもらう機会となり、将来の移住先としても検討してもらえるようになるなど活性化が期待されます。
OKUTAMA+の詳細については下記URLよりホームページをご確認ください。
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