10月26日、「ホームゼミ志」(担当教員:関秀雄客員教授、趙佑鎭教授、小林英夫教授、中澤弥教授、中村有一教授、石川晴子准教授、増田浩通准教授、千ケ崎清孝准教授、履修人数:43名)の授業にゲスト講師として認定NPO法人日本雲南聯誼協会 文化交流委員/株式会社八芳園 元支配人の滝澤崇様をお招きし、「学校出てから50余年・全ては人との出会いから」のテーマでご講演いただきました。
滝澤様は1973年から2010年まで株式会社八芳園(以下、八芳園)に勤務され、経理部門、庶務部門、旅行会社への出向、営業部門等を経験された後、接客支配人としてご活躍されたそうです。八芳園は東京都港区白金台に12,000坪の敷地を有する日本庭園式結婚式場兼宴会場です。昭和39年東京オリンピックの際には報道関係者の食事を日本レストラン協会のメンバーとして担当し、令和4年の日米首脳会談の際には夕食会が施設内の料亭「壺中庵」で開かれるなど、東京の格式の高い三大結婚式場のひとつとして、日本を代表する「おもてなし」を提供しています。
八芳園勤務時代に経験された、ビデオ撮影にまつわる民事裁判や、新郎新婦とご両親への食事フルコースへの招待、歌手で俳優の美輪明宏氏とのエピソード、マイ雑巾持参による美化活動、新卒採用の際の目の付け所などの話題を、軽妙にかつユーモアを交えてご紹介いただきました。
学生に向けて大切なこととして強調されたのは、①健康を維持すること、②遅刻しないこと、③相手の名前を間違えないこと、④ミスを犯したらそれを認めて謝ることとされ、その上で決してあきらめないことが最も大切であるとされました。「不進即退(進まざれば、即ち退く)」という言葉を引用され、最後まであきらめず一歩でも前に進むことを心に留めて、日々頑張って欲しいとエールを贈られました。
最後に趙佑鎭教授より、「滝澤様は名門の八芳園での勤務経験が、立ち振る舞いや所作に表れている。お話もハキハキとし声にもハリがある。引退して10年以上経っているが、現在も社会活動をされていることが資産となっているのだろう。学生諸君も就活に向けて立ち振る舞いを参考にして欲しい。」とお話がありました。
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