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経営情報学部 内藤ゼミが製茶機械のデジタルアーカイブを制作

経営情報学部 内藤旭惠ゼミが8月9日(火)~10日(水)に製茶機械のデジタルアーカイブ制作のために「ふじのくに茶の都ミュージアム」と、「株式会社寺田製作所」、「静岡県農林技術研究所茶業研究センター」、「お茶の向笠園(静岡県牧之原市の茶農家)」を取材しました。

本事業は、「ふじのくに茶の都ミュージアム」より本学が受託した事業であり、近年失われつつある過去の製茶機械をデジタル技術を駆使してデジタルアーカイブ化し、後世に継承していこうとする取り組みです。今回は一眼レフデジタルカメラと4Kフルハイビジョンビデオカメラを用いて、現場にてデジタルアーカイブ化しました。

「寺田製作所」は製茶機械メーカーであり、過去に製造販売した製茶機械やリバースエンジニアリングを実施するために取り寄せた他社の製茶機械などが大切に保存されており、大変貴重な近代産業遺産となっています。「ふじのくに茶の都ミュージアム」には、現在も稼働させることのできる製茶機械の展示が行われています。今回は、制作したデジタルアーカイブシステムの展示方法などを検討しました。「静岡県農林技術研究所茶業研究センター」は静岡県立の研究所であり、過去には教育機関も併設されていたことから、数多くの歴史資料が保管されています。旧施設解体に伴い、多くの資料が処分または散逸する可能性が高いことから、今回デジタルアーカイブ化を実施しました。「向笠園」は牧之原を拠点に代々続く茶農家さんです。ここでは、現在新工場へと移転していますが、旧工場も残されており、昭和初期の製茶機械なども現在稼働可能な状態で動態保存されています。古い製茶機械による稼働可能な生産ラインを保有している施設は数が少なくなってきているため、大変貴重な事例といえます。

今回、デジタルアーカイブ化した写真や映像を用いて、デジタルアーカイブシステムを構築し、今年度中に「ふじのくに茶の都ミュージアム」にて公開予定にしています。

内藤ゼミでは、こうした取り組みを通して、近代日本の貴重な歴史資料を後世に対して継承していく取り組みを継続していきたいと考えています。

ふじのくに茶の都ミュージアム

https://tea-museum.jp/

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ふじのくに茶の都ミュージアム

静岡県農林技術研究所茶業研究センター

デジタルアーカイブ取材風景

デジタルアーカイブ取材風景

デジタルアーカイブ取材風景

デジタルアーカイブ取材風景

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