瑞穂第五小学校5年生に自動運転出張講座を開催
2026年10月2日(金)、東京都瑞穂町 瑞穂第五小学校において、5年生2クラスに向け、本学樋笠准教授および樋笠ゼミ生15名が、自動運転出張講座を行いました。
東京都瑞穂町では、2026年2月14日(土)から20日(金)にかけて、自動運転バスの期間限定運行を実施し、本学の樋笠ゼミも本取組みに協力しました。この事業は、将来的な自動運転バスの本格導入を見据え、瑞穂町が主体となって地域住民に最先端のモビリティを体験してもらうことを目的に、関係機関と連携して推進されたもので、内閣府地方創生推進事務局が所管する「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第二世代交付金)」の支援を受けて実施されました。
なお、瑞穂町では2026年3月2日(月)より、コミュニティバスにて自動運転の定常運行を行っています。
講義は前半と後半の二部構成で行われました。前半では、樋笠准教授が「車のことを知ろう」をテーマに、自動車の基本的な仕組みについて解説しました。一台の車には何個の部品が使われているのか、どれだけ多くの人が車づくりに関わっているのかなどをクイズ形式で紹介しながら、人が車を運転する際には「認知」「判断」「操作」という一連の行動を行っていることを説明しました。続いて、「なぜ自動運転が必要なのか」という問いかけに対し、事前学習をしてきたこどもたちからさまざまな意見が寄せられ、樋笠准教授の進行のもと、瑞穂町が抱える交通課題や、将来的に予想される課題について意見を出し合いながら考察を深めました。
その後、こどもたちは自動運転バスの「目」の役割を果たすLiDAR(ライダー)の仕組みについて学び、学生たちとともに室内で人の動きをLiDARで計測する実演や、教室内の身近な物を用いて反射率の違いを体験する実験を行い、自動運転を支える先端技術を楽しみながら学び、その仕組みへの理解を深めました。
後半では、こどもたちはカードと地図を使った「自動運転バス社会実装協調合意形成複合ワーク」を行い、自動運転を社会で受け入れるためには、どのような協力が必要なのかを考えました。わからないことや悩んでいることは学生たちに相談し、フォローやアドバイスを受けながら自動運転が社会で受け入れるにはどのような協力が必要かを考え、自動運転について自分の役割を考えました。
瑞穂町では、多摩都市モノレールの延伸を見据え、持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて、コミュニティバスの自動運転レベル4運行を目指した取り組みを進めています。樋笠ゼミでは、こうした地域の取り組みに参画し、自動運転システムの特徴や意義を地域住民の皆さまに体験を通じて理解していただく活動を行っています。今後も、自動運転を活用した持続可能な地域交通とまちづくりの実現に向けて、研究と実践の双方から貢献してまいります。
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