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多摩大目黒中高 高校1年生探究の授業に経営情報学部小林英夫学部長が登壇

2023年5月11日

5月6日、多摩大学目黒中学校・高等学校の高校1年生の「総合的な探究」の授業で、小林英夫経営情報学部長が「会社員になりたい?」というテーマで授業を行いました。当日の授業は高校1年生16名と対面で、その模様を8クラス合計280人にオンライン配信する形で進められました。

生命保険会社が実施したアンケート「大人になったらなりたいもの」の結果では「会社員」がトップとなっていますが、「会社とは?」、「会社員とは?」との問いで授業が始まりました。そして会社員とはどのような仕事をしているのか、どのような働き方をしているのか具体的に掘り下げ、本当に「会社員」が目指すべき姿なのか問題提起されました。続いて「メンバーシップ型雇用」、「ジョブ型雇用」について解説され、近年の変化の速さや環境変化に対応するため、日本でもジョブ型での採用が増え、中途採用や採用のグローバル化も一般化しつつあるとし、自らが目指す方向性として「会社員」ではなくジョブ型採用に対応できるスキルとそれを獲得する意志を持つことの重要性を説かれました。加えて昨今のAI技術の高度化に言及され、自らの選択肢を広く持つこと、AIでは実装しようがない価値観や倫理、創造性、ひらめきといった人間力の大切さを説かれました。そして最後に「物事から逃げずに向き合い、自分で解決することで、人間の内面基盤を確立していって欲しい」という言葉で締めくくられました。

生徒たちからは「これまでの歩みを振り返り、こうすればよかったと思うことはありますか?」、「会社員、会社役員から大学教員を目指したのはなぜですか?」など質問があり、活発な質疑応答が行われました。

多摩大学目黒中学校・高等学校

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授業を行う小林英夫学部長

授業を行う小林英夫学部長

受講する生徒たち

生徒の質問に答える小林英夫学部長

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