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JR東日本と学生が考える地域社会の暮らしと学び

2024年2月15日

1月27日、28日、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)八王子駅(以下、JR八王子駅)のみどりの窓口前特設会場「デジタルよろず相談所」にて経営情報学部 梅澤佳子ゼミの学生がデジタル庁から任命されたJR東日本八王子支社の方と連携し、スマートフォン相談会を実施、25件の相談を受けました。

本イベントは、デジタル推進委員に登録されたJR東日本の社員の方がデジタル機器やサービスの利活用等のサポートを目的として定期開催しているもので、同社八王子支社が利用者や地域とのつながり「心豊かな生活」の実現を目指す「Beyond Stations 構想※」の推進に向けて本学梅澤ゼミと連携し、世代間交流をテーマとした企画を考案、学生がスマートフォン相談会を実施しました。

学生たちは、インスタグラムの使用方法、留守番電話サービス、料金プランの見直し等やその場で解決できない難しい内容まで丁寧に対応、人生相談など千差万別の相談を受け、利用者の意図や目的に合わせて必要な支援やアドバイスをしました。

イベント終了後の振り返りでは、「電話番号やアドレスなど個人情報を取り扱う上で、難しい場面があった」「スマートフォン以外の話ができたことが楽しかった」「駅構内のアナウンス体験ができたことが嬉しかった」との感想があり、同社社員の方から「一生懸命声かけをして自発的に取り組んでいたので、人が途切れることが無かった」「高齢者の要望や想いを感じ取って対応いただけたことが良かった」との講評がありました。

今後、利用者がスマートフォン相談会で得た知識や情報を活かすことで、デジタル社会の利便性の向上につながることを期待します。

1月14日~28日には、JR八王子駅の「つながルーム」にて高齢者と大学生の交流を目的とした大学コンソーシアム八王子学生企画事業補助金事業「世代間交流サロン」の取り組み紹介パネルの展示を行いました。

2月22日には「鉄道と旅」をテーマに講座・レクリエーション・体操を通じた世代間交流や仲間づくりを目的とした世代間交流サロン「憩いの場の創出・鉄道と旅」の開催を予定しています。

※Beyond Stations 構想とは・・・ヒトの生活における「豊かさ」を起点として駅のあり方を変革し、「交通の拠点」という役割を超えて、駅を“つながる”「暮らしのプラットフォーム」へと転換していく構想。八王子駅はモデル駅の1つです。

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スマートフォン相談会の様子

(左上)構内アナウンスを体験(右上・下)相談会の様子

JR八王子駅改札前「デジタルよろず相談所」

梅澤ゼミのパネル展示(つながルーム)

イベント終了後の振り返り

JR東日本の皆さんと梅澤ゼミの集合写真