8月24日(水)に多摩大学経営情報学部増田浩通准教授と本学の学生１名、8月25日(木)に同教授と聖ヶ丘小学校地域学校協働活動推進員の上田様が相談役となり連光寺・聖ヶ丘地域の方に向けてのICT支援として「パソコンお困り相談会」をひじり館にて開催しました。相談に来られた方は1日目が5名・2日目が4名でした。

相談者は各自パソコンを持参して質問したり解説をきいたりしていました。パソコンに不慣れな方も多く、何に困っているかをICT支援者が熱心に聞き取りしていたのが印象的でした。1人30分入れ替え制としていましたが、相談が始まるとインストール作業など長くかかってしまうこともありましたが、延長にも柔軟に対応していました。

相談員役の学生からは「相手が理解できるようやさしく説明するのが大変でした。」と感想があり、増田准教授からは「スマホに関しては若い学生がいてくれてよかった。昨今社会が急速にデジタル化しており、取り残されている方もいます。いわゆるデジタルディバイド問題で、これからもそのような方の一助になれれば幸いです。」とコメントがありました。

参加者からは「次回もあればまた参加したい。」「今回聴覚障がいの方の参加があったが、彼らにとってはパソコンはとても大切なツールなので、そこのニーズに対応出来たのは大きい。」「自宅に帰ると忘れてしまうのでまたやって欲しい。」などの感想をいただき、好評でした。

運営に尽力された多摩市社会福祉協議会の方からは、地域内でのニーズはあると感じたので次回開催も視野に広く呼び掛けたいとお話しがあり、今回の相談会で地域の皆さんと繋がり貢献できたことは意義があり、今後も必要な場であると確認しました。