6月3日(金)、「経営組織」(担当教員:小林英夫教授、履修人数:182名)の授業にゲスト講師として東京エレクトロン株式会社(本社:東京都港区)人事部人事開発Gの岡田浩治様をお招きし、ご登壇いただきました。
岡田様は大学院ご卒業後、銀行勤務、メーカー系シンクタンク勤務を経て、現職の東京エレクトロン株式会社の人事部門で人材開発関連の業務に従事していらっしゃいます。
東京エレクトロン株式会社は半導体製造装置の製造販売で世界第3位、国内トップの売り上げを誇り、日本企業の株式価時価総額で第7位(本日時点)にランキングされる大企業です。また人事制度については、既にジョブ型人事制度に移行している、とのことです。
ご講演では、人事制度の変遷、人事マネジメントとは何か、について概説された後、人事評価や採用などに不可欠となる人事測定についてご説明いただきました。特に人事評価では、多くの企業で取り入れられている「コンピテンシー」について、成果に直結する行動・思考特性であり、何がその人を“できる人”にしているのかを明らかにするものであるとし、自らなりたい姿を描き、不足しているコンピテンシーを明確化するとともに、自分で学び自分で取りに行くべきものであるとされました。
続いて、本学の3年生のコンピテンシーテスト(本学では「Progテスト」として1年生、3年生全員実施)の結果を6つの座標軸で示し、「きちんとやる力」、「要望に応える力」は全国の学生の平均またはそれ以上であるが、「自分を活かす力」、「みんなを活かす力」が啓発点であることを提示いただきました。企業が採用したい人材像が変わりつつある中、就活生には求められる能力や行動を知り、それに近づこうとする努力が必要となる。自らのコンピテンシーテストの結果で一喜一憂するだけではなく、各自に配布されるアドバイス集(本学では「Progの強化書」として配布)を大いに参考にして、有意義な就活に結び付けて欲しいとのエールをいただきました。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます